2025年07月23日(水) |
ガンバレ石破茂! |
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自民党内で石破おろしが加速してるという。その中心になってるのは旧安倍派の連中である。それにしても高市といい、西村といい、旧安倍派の連中というのはどうしてここまで卑怯でクズなんだろうかとあきれるのである。
昨年の衆院選、そして今回の参院選と自民党が敗れたのは石破茂のせいではない。すべては旧安倍派を中心とする裏金議員達のせいであり、統一教会とのズブズブの関係や、そのクソカルトぶりが明らかになったからである。そういう連中に対して国民が愛想を尽かし、参政党や国民民主党に投票先を変えたのである。
石破おろしよりも先にやるべきことは、裏金議員全員の辞職である。「自民党はすべての裏金議員を辞めさせ、新生自民党として生まれ変わりました」と宣言できていればここまで大敗することはなかっただろう。ところがそういうことはしなかったのである。裏金議員の高市早苗は自分を切ることはしたくなかったのである。
オレは石破茂という総理を評価している。彼は愚直な政治家である。自民党にあっては珍しい正直な人である。だからついつい本音がこぼれる。企業団体献金のことを問われた時に、「企業にも政治に参加する権利がある」という自爆発言をしてしまったことからわかるように、嘘が言えない人間なのだろう。ちなみにその発言はメディアがマトモなら内閣が吹っ飛ぶような発言である。企業がゼニを出して政治を思い通りにしてきたことを認めた発言なんだから民主主義そのものの否定であり、日本の政治が歪められて腐敗していることをはっきりと認めているわけだから。
最後の総裁として、石破茂には自民党滅亡の日まで頑張ってもらわないと困るのである。自民党が滅亡した後はどうなるかだが、その受け皿である改憲政党は国民民主党や参政党がちゃんと用意されている。自民党議員はそういう政党に吸収されればいいのである。
今回の参議院選挙では多くの旧安倍派の議員が落ちた。彼らの次の行き先は参政党である。参政党は党勢を拡大するためにそういう人たちを積極的に吸収するだろう。もともと神谷宗幣が安倍チルドレンの1人であり、統一教会との関係を考えれば実質参政党は安倍派の流れであると言える。
参政党は地方議員を増やし、全国にその支部を作って拡大していつのまにか全国政党になった。日本会議、勝共連合というネトウヨたちと、アムウェイなどのマルチ商法やネットワークビジネスが合体して、わざわざ毎月の会費を払う党員を増やして成長してきたのである。もはやその勢いは止められないわけで、オレは自民党がつぶれて参政党に吸収されるべきだと思っている。
馬鹿な国民を賢くすることは出来ない。だったらその馬鹿のまま騙して投票させればいいわけである。れいわ新選組の掲げた高邁な理想は馬鹿には届かなかったが、参政党の「日本人ファースト」は馬鹿国民をとらえることに成功した。選挙というのはそういう単純な現象である。小泉純一郎や竹中平蔵が「B層」と呼んだ何も考えてない馬鹿に投票させる手法で大勝したように、参政党は今回巧妙に戦略を立てることに成功しただけである。
石破茂にはもう少し頑張って欲しい。簡単にやめて欲しくない。斎藤元彦には一日も早くやめてもらいたいが、石破は辞めてはいけないのだ。石破は自民党最後の総裁として、その終焉を見届けてもらいたいのである。
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