2025年07月25日(金) |
政治を金儲けにするな! |
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造船太郎がNHK党に1億5000万円出資してその借用証の画像がネット上に公開されていたことが話題となった。結果的にNHK党は政党要件を満たさなかったわけだが、その1億5000万円はもしもNHK党の得票が政党要件を満たすモノだった場合は3億になって返ってくる予定だったらしい。つまり、造船太郎氏にしてみればこれは「寄付」ではなくて「投資案件」だったのである。
政治がお金儲けの手段の一つであったことは、自民党という金権体質が骨の髄までしみついたクズ政党が存在することから明らかなのだが、最近は動画配信者たちも政治系の切り抜き動画参照数を稼げることがわかって参入するようになり、選挙ともなると多くのユーチューバーたちがそこに群がったのである。
中には単に利益を上げることを目的とした政党もある。その代表が維新の会である。もともとこの政党は大阪府の自民党選出国会議員の中の旧安倍派を中心とした連中が、民主党政権時代に落選して危機感を覚え、議員の地位を守りたいという私利私欲、つまり自分たちが議員でいたいという既得権益確保のために作られた政党である。世襲議員も多い。そいつらが「大阪都構想」とかをぶち上げて住民を騙し、巧妙に公金をお友達企業に横流ししてそこから政治献金というキックバックを受けることが目的だった。維新の会には「身を切る改革」と称する上納金システムがあり、議員は議員報酬からピンハネされるのである。その上納金を払わなかったら即座に除名される。その支払いに困ったのか、お金に関する不祥事を起こす維新の地方議員が続出している。尼崎の光本なんかはその1人である。
政治家とは「職業」ではないとオレは思っている。それは一つの「生き方」であり、修行なのだ。一般的な職業の目的である「生活に必要なゼニを手に入れるための手段」などではなく、国民のための奉仕したいという崇高な生き方であり、議員報酬というのはその崇高な目的のために働いてくれる人に対して国が与えてくれる報酬というか、お礼みたいなものだと思っている。だから最初から「政治を金儲けの手段にする」という連中が議員になってはいけないとオレは思っている。
今、真に国民のための働きたいという議員がどれだけいるだろうか。過去に犯罪者だったけど議員の肩書きを手に入れて経歴ロンダリングしたいようなクズばかり集めてくる維新の会は、体罰で殺人未遂の元教員や、地下鉄内で痴漢行為で逮捕されたようなクズでも議員にとして公認している。そういう人間はもともと議員になってはいけないのである。犯罪者を更生させることが目的ならもっと別の仕事をやらせればいいじゃないか。なんでそんな連中が「選良」の立場になれるんだ。
国民に奉仕するという本来の目的を見失った議員達はいつのまにか「当選して議員の身分を守る」ことだけを目的とするようになる。今の自民党や立憲民主党の議員にそういう奴らが多い。それなのに選挙で落ちるとそれを自己責任だと理解しない。自民党の候補者は今回の2025参院選で落ちまくったが、その理由を石破総理のせいにしている。それは石破茂のせいではなく壺議員や裏金議員のせいなのに、そいつらは誰も責任を取らないのである。
社会には様々な金儲けの手段がある。オレは「投資」という手段で資産を増やしてきたが、それは冷静に企業分析を行い、優良企業に投資したら結果的に株価が上がったというだけのことである。オレは日本の外食産業に積極的に投資している。スシローの親会社である FOOD & LIFE COMPANIES の株をオレは2600円台で買ったが、今その株価は7300円台、ほぼ3倍になっているのである。外食産業の場合は実際に食べて判断できるから実にわかりやすいのである。
有権者は「金儲けのために政治家になりたい」連中を冷静に見極めて排除しないといけない。どんな時計を持ってるか、どんな車に乗ってるか、そういうのもよくわかる目印である。ちなみにオレは1700円の電波時計であり、250万円で買える国産SUVである。オレのような慎ましい生活をしている人を選んだらいいのである。
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