日々あんだら
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ここ数年、毎年12月になると1足ずつ、一生履ける靴を買っている。 「一生履ける」っていう条件を満たすにはいろんな要素があって、
・素材(革)や造りがしっかりしていること。 ・修理可能な製法で作られていること。 ・いろんな場面で履けること。具体的には、スーツでもデニムでも似合うこと。 ・今の歳でも、ジジィになってからでも似合うこと。 ・履けば履くほど味が出て来ること。 ・履くたびにワクワクしてテンションが上がること。
などなど。 これらを満たす靴って、なかなかない。 3番目の条件を外すなら、欲しいブーツが山ほどあるんだけど、僕は残念ながらサラリーマン。 週5日はスーツなので、週末にしか履けないブーツが山ほどあっても仕方がない。 よって、仕事に履いて行くことができるのが前提条件になる。
この条件を全部満たす靴は(主に上2つの条件によって)どうしても高くなってしまう。 でもまあ、仕方がない。1万2万の靴を1〜2年ごとに履き替えるのよりは、トータルでずっと安上がり、なはず。 とは言え、EGとかJLみたいな、馬鹿みたいに高い靴は買えないので、 まあ、ボーナスが入った直後なら買ってもいいかな、くらいのレベルで探すことになる。
そんな、諸々の条件をクリアして、今年僕の手元(足元?)にやってきたのは、パラブーツのルーリー。 僕にとって初めてのフランス靴である。 (というか、気づいたらあらゆる所持品に一個もフランス製がなかった。^^;) そして、実質初めてのチャッカブーツ。 実は、チャッカはチャッカでも、トリッカーズのチャッカを買うつもりだったのだ。最初は。 それが、フラッと立ち寄った某店でこのブーツに一目惚れしてしまい、いろいろ検討した末にこっちに決定。 パラブーツでも王道のミカエルとかシャンボードとかではなく、マイナー路線なのが気に入った。(笑)
さっそくルーリーを磨いたので、ついでの歴代の「今年の一足」も並べてみた。(こういうの大好き。笑)
左から古い順で、 ・トリッカーズ バートン ・C&J アッシュダウン ・C&J オードリー ・パラブーツ ルーリー
先輩たちの履き皺の入り方がハンパない。(笑) このルーリーも、こんな風に味が出て来るのが楽しみやなー。^^
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