どか食い |
愛情をどか食いして、 あいつはおなかを壊せばいいのに。
どうして、どうしてどうして、 僕じゃないんだろう。 そこにいるのは 僕じゃないんだろう。
人の話、きけないのは僕? それとも他人?
いいや、前者なんだろう。 僕は傷つくの、怖くないのに、怖がるふり。 頭がおかしい振りしてるだけ。 本当に本当は、何もないから。
愛情を欲することを諦めて、 だのに手を伸ばして「愛して」って叫ぶ。 誰も、誰もその身を滅ぼすことはしないと知っているのに。 ドラマの中みたいに、何もかも投げ出せるなんて思ってないよ。
でも
僕は愛する人にこの身を投げ出せる。 僕は僕を愛してないから。 だから僕には確認作業が必要なんだ。
愛してる? 愛してる? どれだけ? たくさん? ほんとに?
失敗したけど。
世界が隔離されていくのを感じたんだ。 僕は、僕の世界で隔離されていく。 他人にも隔離されてる空間があるけれど、 僕ほど狭くないと思う。
あぁ、僕は、誰かになんてなりたくないよ。 誰かの犠牲にされても自分でいたいよ。 僕を許してあげるから、 僕は誰かになんてなりたくないよ。 僕は、僕だよ。 僕を愛せなくても、 僕は、今の僕でもいいよ。 許してあげたいよ。 誰かになりたいのは、 自分を許してあげられない、 世界の崩壊を容認した、小さな憧れ。 そこから見た景色は、 きっと画一化された美しい世界なんだろうけど。
他人を入れてあげられないのが僕の短所。 だとしても、僕は笑えるから別にかまわない。 かまうやつだけが考えればいい。
八つ当たりはよくない。 けど、僕も誰かを犠牲にして生きてるんでしょう? しいなたんに八つ当たりして、微笑む。 僕が恐れた「他人を犠牲にする行為」完遂。 そこで完成されてることに、気付いてくれよ。 人の怒りは僕の餌でもある。 相当ゆがんだマゾヒズム。 必死な人をほくそ笑む。 僕は、人格障害なんだろうね。 でも、人格障害って治んないんだって。
まともな頭の僕はカウンセリングに行こうって思ってる。 でも、僕はネジが吹っ飛んでると周りを傷つけることしか出来なくなる。 言葉でも、行為でも、なんでも。 助けてって叫んでも、他人は所詮他人。 精神論でねじ伏せて、精神論を打破する。 僕の言葉は聞こえない。 助ける行為に必死。 僕が望んでるのは、そんなものじゃないのに。
罰してくれよ。 そして許してくれよ。
知ってる。 罰するにはそれなりの理由とスキルが必要なこと。 知ってる。 許す行為を出来る人と出来ない人と、 むしろ僕にそれを欲してる人がいること。
不安は見なければ怖くない。 けど、不安を直視して何もかもに怯える。 わざと。 でないと、僕は僕じゃない生き物になってしまう。 そのことの方が恐怖だ。 僕が消えてしまう。 それがどれだけ恐怖か。
そういえば、僕は久しぶりに昨日、僕じゃなくなった。
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2006年09月17日(日)
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