コンティニュー |
僕は、文字を、文を書くことを諦めるかもしれない。
後期の授業数が11個になった。 全部取れたら後は卒論だけ。 来年は楽になるな。
僕は期待されることが、嫌いだ。 注目されたがりの癖に、期待されると逃げたくなる。 「こいつならこうだろう」って思われるのが嫌い。 どうしてなのか、考えてみたけどどれもしっくりこない。 親に期待されるのが一番嫌だった。 親に千葉高に行けって言われたら、 学年で20番以内だった成績は100番まで落ちた。 それぐらいに、期待されるのは嫌いだった。 きっと、みんな期待したがりなんだ。 それは安定するからだろう。 僕は、きっと文字を書くこともこれと同様なんだと思う。 「お前って面白い文章を書くよな」 中学生のときに男の子に言われた。 「次のも出来たら読ませてよ」 実を言うと、それからまともに話を書いたのは大学生になってからだ。 その男の子は連絡がつかない。 つけようと思えばつけられるけど、自分からは行こうと思わない。 期待されるのは、嫌だった。 常に70%〜60%を保っていたかった。 授業だって、聞いていなくても自分で調べればほとんどわかるし、 1日で13回分の授業を覚えることも簡単だ。 でも、あまりにいい成績を残すと親がうるさくなる。 「○○大学にもいけた」とか言い出す。うざい。 でも、期待されなくなったら、僕って人間は終わりなんだって知ってる。 だから、0%にはなれないんだ。 そこそこ期待通りのほうが、身動きがとりやすい。
僕は苦し紛れの言い訳を、した。
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2006年09月14日(木)
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