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2001年10月19日(金) 元旦那

結婚は当時友人の中ではめっちゃ早い方でした。



若気のいたりだもんね。




なーんにも知らない18の私は

結婚を前提におつきあいする

という意味を全くわかっておりませんでした。


気づけば


いつのまにか親に会わされ、結婚の日取りまで決まってしまった。




そして


ほわぁ〜んとしているうちに結婚


してしまってました。


結婚してから知った言葉ですが
結婚するまでは両目を開け、結婚したら片目をつぶれ
これ、ほんっっっとにそうですよ。


私は
結婚するまで片目つぶってました。

付き合っていくうちに
「どうしてこの人ってムードないんだろう?」
「もっと内容のある話できないのかな?」
「この人、私のことほんとに好きなの?」
「自分の自慢話ばっかりしてる気がする」
まあ、いろいろ疑問点やひっかかることあったんですけどね。


相手は年も年だし、親などからもせかされていたんでしょうね。
だって、付き合うと決めた時点ですでに
結婚の話が出てましたから。
普通は付き合っていくうちに考えてくるものでしょ?
だから、若かったんです、私は。
まだまだ「お嫁さん」っていう甘い響きに憧れていたんですから。
今思えば可愛いかったですねぇ(笑)


本当に形だけの夫婦でした。

若かった私はそれでも
一生添い遂げなくちゃと思っていたので
いろいろ頑張ったんですけど・・・・

結局思いやりに欠けるというか
なんでも「自分」が中心のペースなんです。
絶対崩さない。
家事を手抜きしても文句を言わないけど
文句を言わないんじゃなくてどうでも良かったんでしょうね。
だから
私が病気だろうが、機嫌悪かろうが、気づかない。
ツライとこぼすと「俺の方がツライ」と返される。

一番イヤだったのは
はじめのうちは私が専業主婦だったんですが
「俺が食わせてやっている」
という態度が見え見えだったこと。
何か急な出費が出たと言っても給料以外からは絶対出さない。
ボーナスは一銭もくれない人でした。
私が専業主婦反対派になったのはこの旦那のせいです(笑)

何か大事なことも私には全く相談すらしない人で
仕事辞めて友人と事業を始めたことすら
私は事後報告だけされたくらい。
借金も抱えたことで私も仕事をするようになったのですが
全く家事に協力することもなく
なんかこの頃私ひとりで仕事と家のことを
ヒーヒー言いながらやってましたね。

そのうち
「この人は自分のこと以外はどうでもいいんじゃないか」
と思えて悲しかったです。

悲しいと思ううちはまだ愛情が残っていたんでしょうが
いつのまにかそんな感情もなくなりました。
あきらめみたいな気持ちですね。

気づいたら休みの日でもお互い別行動するのは当たり前になってて
もう家庭内離婚状態です。

会話もなく、自分の見たいTVを見て酒のんで
夜9時になったらおやすみもなくさっさと寝る。


地獄の毎日でした。

それでもまだ、離婚なんてする勇気がなかったのです。





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みなみ [MAIL]

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