かつての旦那が勝手に仕事辞めて 友人の口車に乗り、事業を始めたのはいいけど 結局失敗し、残ったのは借金だけ。
ただでさえ旦那の稼ぎだけでもぎりぎりで生活していたのに。
私が壊れ出したのは26歳になった頃。 借金を返すためと、旦那が次の仕事を見つけるまでの生活の為 働きに出て数年たっていました。
私の給料はほとんど借金返済で飛んでいきます。 当然生活もままならなくてやむ終えず他に借金もしてしまい 焼け石に水状態。 この頃はお金の工面のことで頭がいっぱいでした。
この時、旦那が 「お前にツライ思いさせるけど、一緒に苦労してくれ。」とか 「いつも大変だろ、すまないな。」 とでも言ってくれてたら、もっと頑張っていけたのに。
ほんの、一言の思いやりが欲しかった。
我慢の限界が過ぎた私は 不眠、過食、拒食を 繰り返すようになっていました。
あとは不安行動だったんでしょうね 右の中指を異常に噛む という無意識の奇異行為がありました。 気づいたら中指から血が出てたりしてるんですもの。
もう 同じ部屋に旦那がいるだけで落ち着かず、息苦しいんですよ。 夕食を食べて、寝るまでリビングでTVを旦那が見ている間は 意味もなく台所や洗面所を往復 していました。 動物園のクマかサルみたいですね。(笑)
実はこの頃不倫も経験しました。
男とお泊りしてようが 帰りが午前さまになろうが、 様子が明らかにおかしかろうが・・・
気づかない。(すごいでしょ?)
それにかこつけて一時はすごくハマったんですよ。
壊れてました・・ほんとうに。
このままじゃ、私ヤバイ。
そう自分で自分が怖くなったのは30代になった頃。 別れようと決断する勇気がやっと持てたのです。
しかーし、相手は「暖簾に腕押し」の人。 一回くらい「別れて」と言ったって無駄でした。 そのことを私が再度持ちださない限り 「なにもなかった」ように毎日が過ぎていくばかり。 今日こそ、と思いまた話し合おうとしても
「明日早いから寝る」
と言って逃げるような男でした。
結局勝手に家を出るという強行突破に出て やっと私が本気だと気づいたらしく 離婚届にはやけくそで殴り書きしてジ・エンド。
結局「自分が離婚される」というのが 彼のプライドを逆なでしたみたい。 最後の最後は 私は完全なる敵 になってたみたいです。
たぶん、今も恨まれてるんだろうな・・・
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