2003年12月06日(土)
面倒くさい
たまに、生きるのがすごく面倒くさいことがある。
ごはんを食べて、シャワーを浴びて、化粧をして、電車に乗って、バイトに行って、友達とお酒を飲んで、ビデオを借りて、コンビニに行かなくちゃならない。なんて面倒くさい。
そしてその他にも、スーパーでレトルト食品を買ったり、コンビニで痩せるとか太るとか気にしながらお菓子を買ったり、本を買ったり、見栄をはって難しい本を読んだり、恋人とセックスしたり、友達とメールしたり、勉強したり、進路について悩んだり、映画を観たり、自分のダメさに落ち込んだり、人を羨んだり妬んだり、恋をしたり、嫌われたり好かれたり、たまには授業にも出たりしなくてははならない。なんて面倒くさい。
そういう日々の営みの他に、これからやりがいとか自分の体力とか給料とか勤務地とか福利厚生とか夢とかを気にしながら進路を選んだり、顔とか性格とか収入とか学歴とかを気にしながら結婚相手を探したり、もっといい人がいるんじゃないかと悩んだり、私の人生これでいいのかと考えたり、老化や成人病に怯えたり、若い子に嫉妬したり、見栄をはって高い買い物をしたり、貯金したり節約したり、家を買ったり、親しい人を亡くして泣いたりしなくてはならない。
生きていくのは面倒くさい。何よりも自分の性格の悪さと、中途半端な野心とプライドと見栄が面倒くさい。こんな自分と60年も付き合っていかなくてはいけないかと思うとため息が出る。積極的に死ぬほどの勇気はないけれど(痛いの嫌いだし)、生まれてこない方が良かったと思う。
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