モスクワ留学日記
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モスクワ 昨日は34度。今日は14度。さみーよ。
ありえないくらい暑かったのが緩和・・・ もとい急速冷凍な方向ですでに半そで無理。
◇◇◇
仕事でスタッフの査定もしてるわけですよ。
この子はこんな仕事ぶりで勤続何年だからこのくらいだろうとか この子はこんな成績出してるからこのくらいの報奨金が妥当とか。 この子は他とのバランスを考えてこのくらいだろうとか。
いろんな角度から数名で協議をして最終数字を出すわけですが、
これが難しい。
いかに公平に客観的に仕事のデキ・不デキを評価するか。
ロシアのアドミンから上がってくる報告は スタッフへの情や相性など、 アドミン個人の感情で査定されちゃってる事が多い。
部下として使いやすいスタッフを集めるのは確かに楽だけれども 仕事の評価や会社への貢献度がすっぽり抜け落ちてる。
その一方で給料大幅UPの大盤振る舞いをしたがる。
もっとも、会社の業績をベースに検討するわけで 締めるところと評価として還元すべきところの 全体のバランスを理解できていないロシアのアドミンには 確かに難しい部分はある。でもいい加減おぼえーや。
まぁそんなこんなで月初はいつも数字とにらめっこ。 上がってきたレポートのチェックとやり直しと。
人の査定は難しいよ。
ときに。
ここからが本題なのだが。
私とて働く身。査定される身。
さぁ査定の時期がやってきましたよ!
「で、いくら欲しい?」とな。
・・・・・。
・・・・・・・・・・。
、、そうきたか、、、
人の査定より自分のことのほうがずっと難しい。
ましてや全体のバランスシートを知ってる以上、余計に。
自分の貢献度って?
もちろん、まだまだ足りない部分はたくさんある。
でもじゃぁそこができてませんから変化なしで、ってのは嫌。
だって耐えたもの。2年間変化なしで。
じゃぁいくらUPならハッピーに働けるの?
そもそもこの会社に入った経緯とか
この2年で学んだこと、増えた知識、経験、
それらを活かして確固たる自分の場所を見つけて仕事をしていること
ありえないアホらしい状況にも前向きに取り組んできた忍耐力
よくやって・・・る・・・じゃん? しみじみ。
「で、いくら欲しい?」
って質問に戻るわけだが、
1万ドルと言っておこう。とりあえず。
おととい来やがれ な声が聞こえた気がする。
現実的な数字としては・・・
・・・さすがに公共の場じゃ書けねーワナ^^;
てか、まじで考えよう。うーむ。。
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