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今日はあんまりお天気が良いので、公園でお弁当を食べることにした。 昨日は大阪に帰って、子供のカブスカウトの組集会にいったし、公園で野球をやったりと、子供と触れ合えて楽しかった。今日はさらにのんびりしようということで、車で20分くらいのちょっと大きめの公園に出かけた。わりと穴場のようで、駐車場もとめれたし、お昼を食べれるベンチも結構余っていた。 これはなかなか穴場だなあとかいいながら、お弁当を食べていると、隣に精神薄弱というのかなあ、ときどき奇声を発したりする人4人ぐらいとその介助のボランティア4人の合計8人ぐらいのグループがお弁当を食べだしたのだが、周りの人たちがあからさまにとても怪訝な顔をしだした。いかにも「のんびりしているところにこの人たちは何?」って感じ。
普段、障害者が周りにいないからそういう対応になるんだろうなあ、と思った。鎌田慧の本に、非常に有名なスポーツクラブでダウン症の子供を一目見るなり、入るのを断られたという話が書いてあったが、結局、普段の生活に障害者がいないから、そういうのは排除してかまわないという論理が働くのだろう。「変な奴は排除してしまえ。」という論理。 結局いじめもそういう論理から始まるのだろう。ちょっと変わってる奴とか、おとなしすぎる奴をみつけて集団から排除するのだ。絶対多数の中に自分の身を置きたいから、いじめ集団に加わって多数の中に入ろうとする傍観者たち。とにかく波風のたたない居心地のいい集団の中に身を置いておこうという保守的な感覚がいじめを助長している。
今日の障害者に対するまわりの人たちの反応を見ながら、つくづく日本は嫌な国に成り下がっているなあと思った。障害者をまわりでバックアップするのじゃなくて、そういうバックアップしている人を含めて排除しようという感覚。そういうのが普通になっている。 ちょっと気分を害しながらお弁当をたべたのだけど、唯一救われたのが、障害者の世話をしているボランティアの人たちの屈託のない笑顔だ。こういう人たちが増えれば、世の中も変わっていくのかなあと。。。
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