徒然駄文
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2003年01月23日(木) DVD一言観賞文

最近全然midi触ってません。いきなり気が抜けております。何やってるか、と言うと本読んでDVD見ています(+主婦のお仕事(笑))。DVDのラインナップもめちゃくちゃだけど、読書のラインナップもめちゃくちゃです。書棚から適当に抜き出して読んでるから。昔(数十年前)の新潮文庫などの活字が凄く小さい事を思い出してびっくり。そういや中学生の頃(だったか)、中公文庫の活字が妙に大きくて(行間も字間も広い)「こんなの小説本じゃないや」と妙に憤慨したことを思い出しました。若かったのね。年くった今は行間も字間も広い方が読みやすいです…目の問題で。おばぁさんになったら、もっと大きい字の方が読みやすくなるんだろうなあ。

DVD一言感想。

・仄暗い水の底から。
タイトルに気を惹かれていて、いっぺん見てみたいな、と思っていたもの。感想。まあ、こんなもんかな、と。特に怖くはないし、切なくも全然無いぞ。切ない設定ではあるとは思うけど、あのシナリオと演出ではいけません。と思いました。でも、こんなもんなんでしょう。それ以上を求めるような映画ではないのでしょう。(と言うと怒られるかしらん)

・シャイニング特別版
と、まあ、「仄暗い」を見て不満タラタラになった私は、以前から大好きだったシャイニングを借りてきました。が、妙に長い。知らないシーンがある。覚えているシーンがない。何だ、これ、と思ったら特別版でした。何が違うのか、と調べてみたけど分かりません。なんだか凄く冗長になって、すっきりしない思いが残るのですが(テーマがぼやけてしまったような)。もっとも、以前見た印象が強すぎて、そう言う風に感じてしまうだけかもしれません。昔のバージョンはもう無いのかしらん。

・カリガリ博士
これも一度見てみたいと思っていた。懐かしい淀川氏の褒め言葉を聞き、ふんふんと思いながら観賞。最後でびっくり。ほほぅこうくるか。と。現代の小説、映画でもよく取り扱われているテーマ、シナリオ。1919年かそのあたりの映画ですね、これ。さすがです。江戸川乱歩かドグラマグラか、と言う印象でした。(もちろん、映画の方が時代的にずっと古い) 美男美女揃いで嬉しかった。(*^^*)

・ビューティフル・マインド
上映時に見たかったのだけど見逃して、レンタルの「new」が取れるのを待って借りてきました。面白かったなあ、4本の中でこれが一番。彼はとても幸せな人生を歩んでいる。これが当時の日本だったらどうなっているか。一生を座敷牢で過ごしてしまう可能性が非常に高かったのではないか、と。現代の日本でもこのように生きるのは難しいのではないか、と、しみじみと思ってしまいました。まあ、映画なのでいろいろと脚色もあるだろうし単純化されているのだろうとは思いますけど。


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