悩みは果てしなくて、どんなときでも絶えずそこにある。 午後の日差しの中、部屋を通り抜けていく風の中でうとうととまどろんでいるときも、かりかりと必死で机に向かっている仕事中も、恋人の腕の中にいるときも。 それでも生きていくしかない。血を流しながらも。