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2005年09月22日(木)

 午後3時は魔。
 どんなに一生懸命仕事をしていても、不意に脳裏に垂れ込める暗雲。
 自分の無力さを呪ってしまう。こんなにできないなんて。いつか見放されるような気がしてくる。「必要ない」と宣告されるような。
 あたりにはかたかたとテンキーをたたく音が響き、不意に鈍い電話の着信音と甲高く装った声がする。
 不意に涙があふれそうになるのを堪えて、邪念を振り払う。
 やるしかない、と言い聞かせて。




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