キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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2005年01月30日(日) |
たった一人が支えているだけの「人」の字。 |
好きな曲が流れているヘッドホンを耳にしているのに。 知っている人の声がしたらそれを外してしまうみたいに。
独りで生きていこうとしているのに。 甘い誘惑から離れられない。
独りで生きていこうと決めたとしても、それは生きていることにならないんだ。 自分を反映させるものが何も無い所で
「私は生きています」
と言えたらいいのに。
どうして人は淋しくなるんだろう。 何もかも感情が「本能」だったらどうしよう。
人を求め続けることも 誰かが離れていくことも 側に居てくれる人がいたとしても
すべてが本能の感情にそって動いていたらどうしよう。
「別に無理して行動することないよ」 ってよく言ってくれる人がいて救われるけれど。 無理して生きることが自分への試練なような気がしてしまう。
だって「弱い」とか「逃げる」とか、別にそれが「悪いことである」なんて定義されてないのに。 生きている人が「強さ」を求めてるのは、「傷つかない強さ」を持ってるってこと?後悔しないってこと? それを求めてるのかな。
考え方が浅はか過ぎてまたちっぽけな存在に戻るのです。
もっと簡単に生きていきたい。 単純に生きていきたい。 そう思う。
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