キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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2010年08月09日(月) いつまでこんな風に僕たちは。


王子とまたもや別れ話。



王子は、私が居ても居なくても、
彼の生活に支障はない。
つまり、私は彼に必要とされていないのだ。

「王子は私がいなくても大丈夫なんでしょ?」

の問いかけに。

「うん。でもはるも一緒でしょ?」

の彼の問いかけに。


私は うん 、と答える。



私も、彼を必要とはしていないと思う。
私は、誰かに依存するのが怖い。
その依存していたモノやヒトが無くなったとき
壊れる自分が見えるから。
だから、依存しないように生きている。
何に関しても。


何故私たちは一緒に居るのでしょう?



”付き合う”という意味は
恋人達によって違うのは当たり前のこと。

「あなたが必要だから」
「あなたが好きだから」
「淋しいから」
「孤独だから」
「結婚したいから」
「安心したいから」

色々あるだろう。


じゃぁ私たちはなんで付き合ってるんだろう。




王子は言ってた。



「俺たちは根本的な価値観が違いすぎる。」って。


うん、私もそう思う。
何もかもが違って、そのたびにイライラしてしまって、
それでも好きで、つらくて、くるしい。
好きなのに、お互いを認められない。



「暫く離れて考えて、答えを出そう」

王子にそう言われて、
その日は別々に眠った。





哀しい朝がやってきて
お互い口数が少なく過ごしていた。


「新しい洗濯機が欲しいんだけど、一緒にみにいく?」
と、王子。

「うん。」


と答えると、彼が移動して私を後ろから抱き締めた。

「やっぱり離れるなんて考えらえれない。」






いつまでこんなこと続けるのかな。

未来なんてあるのかな。






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