キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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いまだに、キミの夢をよく見ます。
いつだったか、数ヶ月前だったかな、 キミと電話で話をしたときのことを思い出す。
『生まれ変わったら 兄妹になろうね。』
そんなことを言いあって笑った。 嬉しくてせつなくて、忘れられなかった。
キミと初めて言葉を交わしたとき キミはまだ中学生で、私は高校生だった。 キミはまだ中学生だったのに既に才能が溢れていた。 私はそんなキミの能力とキミの人柄に惹かれれてた。
付き合い始めたとき、私とキミは学生だった。 そしていつの間にか、キミは大人になった。
”音楽を作る”という、中学生のときからの夢を キミは本当に叶えて、音楽のプロになった。
久々に今日、キミの新しい曲を聞いて そんなことを思い出してたよ。
キミの奏でる音楽は、今も苦しいくらいに綺麗で ”あぁやっぱりキミは天才だったんだ”って思ったよ。
キミの音楽は 私が聴くためにこの世に音として産まれたんじゃないかって そう思うくらい、キミの作る音は 私の心に入ってくるんだよ。 遠い過去を思い出すんだよ。
ねぇ、来世ってちゃんとあるかな? 私はキミとまた出会えるのかな? どうして、今の人生じゃダメだったのかな? 戻れないのは何故? 私が弱いからかな?キミが弱いからかな?
来世があったら 絶対にキミに会いたい。
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