キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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2011年11月27日(日) |
『なんでそんな顔してるの?』 |
なんでこんなに好きなのか 自分でも自分が分からない。 その言葉をそのまま伝えたことが何度かあった。
『前世で会ったのかもね。 もしかしたら前世では立場が逆だったのかも。 はるかちゃんが人妻で、オレが独り身。笑』
前世か。 そう聞いて、私もそんな気がした。
私がAさんを想う気持ちは、Jを想っていたときの気持ちに似ている。 Jとは、前世でもきっと会っていたんだろうなと思った。 王子とは、何故だかそうは思えなかった。 不思議。
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仕事でお休みをもらえた。 Aさんは出勤だったけれど私は家でのんびり。
メールを受信。 『会いたい。今日はダメ?』
Aさんの仕事が終わって2人でお寿司を食べに出かけた。 ずーっと笑いながら食べてた。
お店を出るとすたすたとホテル街へと向かうAさん。 お、おいおいおい、おーい…
ほんとに入ろうとしてたためAさんの腕をぐいーっとつかむ。 ダメです。行かないです。 抱かれないです。
「えー・・・つめたい。」
って。つめたいとかそういう問題じゃない…汗
2軒目のお店であなたが私をじぃっと見る。
「はー…はるかちゃんとちゅうしたいなー」
しまいには
「は…はるかちゃんとえっちしたい。。。」
って。どんだけ正直で潔いんですか。
目的がはっきりしてて、逆にスッキリする勢いだよ。 だから私、この人のことが好きなんだろうなと思う。 裏が何もなくて、自分の欲求に素直。 前向きで、心がとても強い人。
抱かれませんよ、と笑顔で答えてまた2人で笑って話を始める。 「はるかちゃんと会えてオレ本当に良かったわ」 ってあなたが言う。
お店を出て、にこにこしながら腕を広げるAさん。 近づいて、はぐをした。 遠くに人がちらほらいたけど、キスをした。 Aさんの手はいつもと同じように熱かった。
心がどんどん先にいって 頭が言う事を聞かない。
V6の岡田君と黒木瞳さんのTokyoTowerに出てくるセリフを思い出す。
『いつかは別れることを決めている。 でもそれは今じゃない』
必ず終わりが来る日が来てしまう。
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