キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
index|back|next
2012年03月23日(金) |
あなたを待っている、いつものわたし。 |
風邪引いていたけど。 仕事帰りに待ち合わせしてAさんに会って、 いつものように飲んだ。
Aさんと会っているとき、私は終始笑顔で 幸せなんだなぁって自分で気が付く。
帰り道、できるだけ一緒に居たくて 「あっちの方まで一緒に行ってください。」 とワガママを言うと、 Aさんはいつも「いいよ。」って笑って言ってくれる。
「もっと駅の近くまで一緒に行くよ。」 とその日は付け足してくれて、 Aさんは遠回りして送ってくれた。
いつものように、握手をして。バイバイをする。
Aさんはいつだって力強い。 「またね。」と短く、強く言って、 私の頬を一瞬だけ軽く触って、去っていく。
出会った頃とは違って、きっとAさんは私に飽き始めているだろうな なんて思っていた。
前は、別れたあとの帰り道にメールをくれたけど 今は無いなぁ、淋しいなぁ、なんて思っていた。
けれどその日は別れたあとにメールがきて 『愛してるよ。』って一言。
何でそんなこと言うの?って思いながら 幸せで泣きそうになるんだよ。
|