フミカの日記
フミカのひとり上手とよばないで

2002年02月09日(土) 伊豆の怪!坂爪氏の怪!

今日、坂ちゃんの掲示板を読んで、思い出した事がある。

むか〜しむかし、かくれん坊のメンバ−は、夏の旅行が毎年恒例の事で
ある年伊豆に行った時の事・・・

目の前は海と言う、ちょっと高台にあるペンションに泊まりました。

散々遊んで、夜「さあ寝よう!」と言う事になって、私が部屋のドアを閉めようとした時、引いて閉めるドアだったんだけど、向こう側から引っ張られる力があって、なかなか閉まらなかったんです。
そのうち「バン!」とドアを叩く音とともに、引っ張られていた力もふいに無くなり、ドアがいきなり閉まったんです。
私は向こう側に誰かがいて、ふざけているのかと思いましたが、ドアを閉める時に、鍵もかけようと思っていたので、一応部屋の中の人数を確認したはずでした

案の定ドアの外には誰もいなくて、全身に鳥肌が立ち始めた頃
「自称霊媒師」(のちにインチキだとバレるのですが・・・)
と名乗る人が、かくれん坊のメンバ−の中にいて、その人が私に
「霊が入って来たがったのを、フミカさんが阻止したから、怒ったんだよ」
と言うのです。
そんな怒られても・・・と思ったものの、怖さのあまり滝の様な涙が出てきて、
「お願い!私異常な程の怖がりだから、嘘だったら今すぐ嘘って言って?」
と言ったのですが、「残念だけど、本当です!」なんて言うんです。

確か12〜3人いて、その時起きていたのが、その自称霊媒師と、坂爪氏と坂爪ワイフの典子と私の4人だけで、あとは寝ていたのですが、それまで、みんな散々イビキとか寝返りをうっていたのに、その事件の直後から、いきなり全員シ〜ン!!となり、ビクともしないんです。
その異様な光景が、一層怖さを倍増させ、私は怖くて怖くて、とても寝むれる心境にはなれずにいました。

その時、半分瞼が閉じかけていた坂爪氏が、いきなり
「俺、霊とか何とかって、全然わかんないんだけど、ここに居た霊は、今出て行ったから・・・」と言うのです。
「うそぉぉ!わかんないのに、出て行ったのは見えたの?」
「うん!わかんないけど、この上にあった何かが、すぅぅって窓から出て行った」と繰り返し、そのまま深い眠りに落ちて行きました。

後で聞くと坂ちゃんは、眠くて眠くて死にそうだったらしいんだけど、その時自分が言った言葉で、尚一層私が怖くなった事も知らずに、幸せそうに寝ていました。その寝顔を見て「あなたこそが霊媒師!」と思ってしまった。

結局私は、典子と手を繋い眠りましたが、寝る前にその「インチキ霊媒師」は「あっ!天井の換気扇に気をつけて、霊はそこから入って来るから・・・」
と言いやがった。「ひぃえぇぇぇ〜!駄目押しだ・・・」
そして一晩中、目をギンギンにして換気扇を見つめる私がいました・・・

でもあのドア事件はウヤムヤになったけど、何だったんだろう!!
明らかに向こうから引っ張られている力だったし、閉まった時は明らかに手を離されたって感じだったんだけどなぁぁ

ちなみにこの旅行の後、私は例によって夜が怖くなり、旦那様も巻き込んで、毎晩大騒ぎでした。
もう時効ですが、被害が1番大きかった旦那様は「インチキ霊媒師」の正体がバレタ時、私よりも怒り狂っていました!!







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