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2002年01月06日(日) 白血病の自伝本書きたい!

リリー、昨日さ私の夢の中に出てきたよね?

リリーは何もも言わなかったけど
何を伝えたかったの?
わたしになんて・・・いいたかったの???
あはは・・私重大なミスしてたね。
リリーは犬だから喋れなかったね。


あなたは・・・人間以上の
私以上に心が優しい素敵な方だったね。
1度も私を責めなかったね。
否定しなかったね。
傷つけなかったね。

私が先生にもらった大事な大事な手袋・・・・
遊んじゃったんだよね。
私があんな所においておくのが悪いんだしさ。
ごめんね。だって、・・・・だってね、
あの手袋は特別だったの。
保育園の年長組だった時のM先生がくれた宝物だったの。
だからあんなに怒ったんだ・・・
だって・・
大好きな先生だったから
リリーと同じくらい・・・・
リリーのほうが好きだけど・・・
そのくらい大事だった。
大切だった・・・だから毎日学校にしていったの。
だからあそこの玄関のちょっと上のところにランドセルや帽子と一緒に
おいといたんだよね。



あんなにおびえて・・・・
ごめんね。
ほんとは怒ってないよ。
でもリリーがあんまり怖そうにするから・・・・
虐待だね・・・
わたしのせいだね。。。。
リリー・・・・・

リリーにあいたいの!!
今日もずっと写真見てたし、同じ姿のぬいぐるみ、手の中でずっともんでた。
あなたをいつも感じていたかった。
大好きだったっていったじゃん?
あなたがいなくなってから・・・・もうわかってるって?
だって〜〜だって〜〜だって〜〜
今日の朝も、犬小屋覗いちゃった・・・


さつまいも、買っておくからさ・・・戻ってきて・・・お願い
しずくつかれた・・

でも
負けない
世界中で独りぼっちになっても
私は生きていく
あなたのぶんまで
そして
わたしのために

だからリリー、お願い。
わたしにパワーを。
今本書こうと思ってる。
白血病の本。
これを読んで、偏見をなくし、就職活動も有利に。
みんなを勇気付けたいの。
わたしがみんなに。
だからリリー!!
わたしに、生きる力を与えて!!!!

本ができたらさ、
ロケットに乗って
リリーに届にいくから。あ、やっぱりほうきにする〜〜♪
魔女の宅急便みたいに黒い服着て、真っ赤なリボンつけて、
私の作ったほうきは飛ぶかな?
ミルクもつれていくね。
やっぱりネコがいなきゃね。ミルク白いから私は魔女じゃないね。えへへ。
私は妖精がいいな〜ピンクの妖精。まあるいのぉ♪のほほとした奴ねぇvv
ゼルダに出てきたみたいな。
可愛い奴限定!!
ゼルダ姫でも良いけど。




とにかく私は
「本を書く」
本を書く。本を書く。本を書く。本を書く。本を書く。

本を書く。本を書く。本を書く。本を書く。本を書く。



本を書く。本を書く。本を書く。本を書く。本を書く。



本を書く。本を書く。本を書く。本を書く。本を書く。



本を書く。本を書く。本を書く。本を書く。本を書く。



本を書く。本を書く。本を書く。本を書く。本を書く。



本を書く。本を書く。本を書く。本を書く。本を書く。



本を書く。本を書く。本を書く。本を書く。本を書く。



本を書く。本を書く。本を書く。本を書く。本を書く。



本を書く。本を書く。本を書く。本を書く。本を書く。



本を書く。本を書く。本を書く。本を書く。本を書く。


本を書く。本を書く。本を書く。本を書く。本を書く。


本を書く。本を書く。本を書く。本を書く。本を書く。」



本を書く。本を書く。本を書く。本を書く。本を書く。



本を書く。本を書く。本を書く。本を書く。本を書く。



本を書く。本を書く。本を書く。本を書く。本を書く。



本を書く。本を書く。本を書く。本を書く。本を書く。




本を書く。本を書く。本を書く。本を書く。本を書く。


白血病の本を書く。



だからりりー、わたしにパワーを下さい。








**********************************************************************
<路>

「もうだめだ」
悩みを抱えて切羽詰まってしまったわたしは最後の手段で女神を出した。
彼女の家に10年ぶりに直行した。
彼女の家に・・・「はやあし」で向かう。


彼女とは保育園のころから小学校2年生のときまでずっとクラすが一緒だった。
もうひとり、近所にYちゃんと言う子がいて、彼女と私とYちゃんとで仲良し三人組みを作っていた。親友だった学校に行く時も、放課も、給食も、もちろんトイレまでも一緒だった。いや、一緒にいないといられなかった。片時も離れなかった。
三人は三人で一人の人間だった。
毎日が夢のように楽しかった。

通称「細道」と呼ばれる通学違反の道を通ったり、蓮華畑でかんむりをつくったり、四葉クローバーを見つけたり、お菓子作ったり・・・そうそう、それを作る時は私の家でと決まっていた。家は親がいわゆるできた親(笑)なので自由に台所を使わせてくれたのだ。ほかの二人は頭ごなしに「だめ」と言う。私だけの特権のようでちょっと自慢だった。いつもいつも片時も離れることなく、なんの疑いもなく過ごしていた。そんな私に転機が訪れたのは、私達が人が小学校3年生になった時。
彼女だけ別のクラスに。そして彼女は、私達と全く別のタイプの友達を持つようになってしまったのだ。それらの友達と遊ぶ彼女は私達としてきた「思いでなんかしらないよ」って言ってるように見えた。あまりにも輝いて見えたから私達の事なんか眼中に無いようだった。

驚いた!悲しかった!!ずっとずっとずっとず〜〜〜〜っと一緒にいられると思ったのに・・・。
元から彼女は人とは違う素質を持ち備えていた。
彼女は私達を置いてドンドン自分の未来を切り開いていった。
吹奏楽部部長。(今思えば私も生活部副部長だ(w)
学級代表
実行委員、そして中学2年のときには
オーストラリアまで行ってしまった。(体験留学)
自分がどんどん小さくなっていった。彼女はどんどん大きくなっていった。
私はずっと彼女に嫉妬していた。悔しかった。いつも皆の女神で人望が厚かった。
誰からも好かれていた。
私、女から見ても、一人の女性として惚れちゃうくらい素敵な女性だった。
人とは少し違う感性を感じた。
でも、そんなふうに彼女を見る視線が違う所にある自分に持った腹が立った。
腹がっ立ったというより・・・・おかしいとおもった。
何故素直に彼女の素晴らしさを認められないかって・・・
そのことに怒りを覚えていた。
腹の中が煮えくりかえった。



そして自己嫌悪。

「なんで?なんで?なんで?
何故彼女は私を置いてどんどん先にいっちゃうの?
私もあたみたいになりたい」

彼女がずっと、わたしにとってコンプレックスだった。
私には何もなかったから。いや、人を気にしすぎて
自分が見えていなかっただけなのだが。




昨日10年ぶりに彼女の家を訪ねた。
私が考えていた彼女の女神像は楽しく崩れた。
昔の彼女だった。一緒に「細道」をドキドキしながら通った彼女が
あの時の姿のままそこにいた。
大きなコタツで二人でたくさんたくさんしゃべった。
今までの時間を取り戻すかのように、私は必死だった。
彼女は言った。「雫ちゃんんて、何か特殊な感じがする。料理もすごいうまいし。私と似てるところがあると思う」
ビックリした。そんなふうに私を見ていてくれたなんて
「私はそんなにすごい人間じゃないよ。かってに像作らないでね?」
けらけら笑いながら彼女は愉しげだった。

自分のことってさ、見えてない事が多いんだなって思った。
いや、人の良い所ばっかり見てしまうんだろう。
でもこれだけは言える。

私は彼女になりたくない。だって私は私が大好きだし、自分の良い所も誰よりもたくさん知っているから。

彼女みたいに色々できたら素敵だろうけど
私には、わたしにしかないものがある。

私は私の、彼女は彼女の・・・・
別々の人生を歩んでゆくだろう。
でも、私達はいつでも一緒だ♪







二人は交換日記をつけることにした。
これでまた私は彼女に嫉妬を抱く・・・
いえいえ、冗談ですが。
お互い高めあっていきたい。
お互いをもっと知りたい
そんな気持ちでいっぱいのとれたてレモンのような、すっぱい18歳の
しずくでした。






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