てらさき雄介の日記
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2025年07月07日(月) |
終末期医療を充実することこそ改革だ |
参政党の政策には、おかしい点が多くある。よくもここまで並べたものだと思う。ここでは「終末期医療」について述べたい。同党の公式ホームページには、「終末期の延命措置医療費の全額自己負担化」とある。
まず前提として、よくわからない。命に直接係る話なのだから、より詳細な記述が必要ではないか。終末期とはいつからいつまで?また延命措置はどこからどこまで?更に一番重要な、自己負担にする理由が書いていない。
同党党首の演説映像を見ると、「お金」の話をしている。しかし仮に終末期を無くなる1か月前とした時に、かかっている医療費は全体の約3%と言われている。かなり少ない。終末期医療は医療費全体を圧迫していない。
また他の理由も仄聞している。「チューブに繋がれて生きている」ことに否定的な考えがあるらしい。どのような状況でも生きたいと願う人がいる。その思いに応えることこそ、政治本来の役割ではないか。
終末期医療をもっと充実する。これこそが今必要な医療改革である。その真逆を主張する勢力が出てきたことに、子どもたちが迎えていく将来を考えて、背筋が寒くなる思いがする。禍根を残さないよう闘っていく。
●今日一日
終日所用
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