便蛇民の裏庭
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2005年06月09日(木) アフリカ大陸続き

ちょっと電波なお話しかもだけど

ときどき頭に
ぼく以外には見えないであろう旗が
たっている人物がいる。

笹子なんかは危険なほどに豪快に旗がたってて
『みんな避けて避けて!ぶつかっちゃうから!』とか思って
親しくなる前からどうにもこうにも気になってしょうがなかった。

で。

お店に一人で入ってきた女性の頭に
これまたすっごくでっかい旗がたっていて
もう気になってしょうがなくなってしまい

つい声をかけてしまった。

話をしていくうちに
音楽の趣味や年齢が同じことがわかって
もうじきバツがつく予定のぼくとバツイチになったばかりの彼女は
なんだかあっという間に仲良くなれてしまった。

てっきりそのお店の常連さんかと思っていたけど
そういうわけでなく
一人で暮らすための1日目の夜だったようで
ぼくたちはぴったりのタイミングでそのお店で出会った感じだった。


イイ気分でお店の楽器で遊んでいる風神。
気を使うことなく新しい友人とヤシ酒で盛り上がるぼく。


不思議なことに
楽しそうに話している彼女にはなんの翳りもなかったし
手助けが必要なふうに見えたわけでもなんでもなかったのに

伝えなければいけないと
なぜか強く思い込んでしまったぼくは

どんなにつらくとも明けない夜はないことを
一生懸命に伝え続けたような気がする。


アドレスを交換して店をあとにした風神とぼく。

彼女からのメールで
こんなぼくでも彼女に何かを与えられたらしいことがわかって
とても嬉しかった。

絶対にまた会えると確信している。


便蛇民 |MAIL裏BBSHOME


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