Sotto voce
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15日、元相方に再会した。 某SNSでお互い参加しているコミュのオフ会で。
彼が主宰で、9月に大喧嘩した時にコミュもクビになったのだが、 どういう心境の変化か、コミュに呼び戻されたのが先月。
何があっても戻らないつもりでいた。 ただ、私が復帰するかもしれない、というのを聞いた コミュの他のメンバーが、 会長が許可するんならぜひとも戻ってきて欲しい、 あなたがいるならオフ会も出やすいから、と 半ば懇願のようなメッセージをいくつかもらって 3ヶ月ぶりに復帰して、15日が復帰後初のオフ会だった。
どんな顔をして、どんな態度で 彼に会えばいいのかずっとそればかり気になっていた。 当日の朝まで行くか行かないか本当に迷った。
でも、参加するメンバーから 今日は来るんだよね?絶対来てね、と念押しされて腹は決まった。
本来なら集合時間より早く行って、 他のメンバーが来る前に彼に会って様子を見ようと思っていた。 ところが用事が終わらず、結局20分遅れで合流。
カラオケ屋のフロントに向かう階段の前で、 何度も何度も深呼吸して、フロントで部屋番号を聞き、 部屋の前でもう一度深呼吸して、ドアを開けた。
彼の態度は、けんかする以前と変わらなかった。 他のメンバーがいたからかもしれないが、 終始フレンドリーな態度で接してくれた。
解散後、他のメンバーが帰ってから、 数ヶ月の非礼に対する侘びやらなんやら話をしたが、 それでも彼のフレンドリーな態度は変わらないように見えた。
ただ、今までならオフ会終了後、 少し遠回りしてドライブして桜島フェリーまで送ってくれた、 その恒例行事がなくなっただけ。
やはりまだ壁はなくなっていないのか。
否、けんかするまでの2年間が特別だっただけで、 そう言う関係になる前の、ただの友達だった頃の間柄、 それに戻っただけなんだ。
今は、それでいい。
とりあえず、それでいい。
私も、今すぐには無理でも、 ずっと彼に抱いていた気持ちを整理するためにも。
今後どう転ぶかはわからないけれど、 私の気持ちの持ち方を徐々に替えていけばいい。
それでもまだ忘れられないのなら、 私の気が済むまで、その思いに付き合うしかないのだから。
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