Sotto voce
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2008年04月27日(日) 見送る側。

不意に抱かれた肩
少し酔ったあなた
鼓動がとまらない
息が苦しい


半年前なら当たり前のこと
だけど今はこんな
些細なことにさえ心が揺れる


振り切らなきゃ 割り切らなきゃ
恋としては二度ともとに戻らない
友達の垣根は 高く厚くなるばかり


私はいつも 見送る側
私はいつも いつも いつも

彼がお気に入りの女の子と
親しげにしているのを
歯がゆい思いで でもそれを笑顔でごまかして

彼のやり残したことのフォローを任されて
帰る彼を追いかけていけない


何もかも放りだしていけず
彼不在の空間で 澱んでく思いをもてあます


安積 紗月 |MAILHomePage

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