Sotto voce
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2008年08月13日(水) |
痛みともどかしさを連れたまま。 |
目の前で繰り広げられる光景を 私はただ イライラしながら見守るしかなくて。
私の好きな人とは、某SNSで知り合った。 ふとしたことがきっかけで、彼とその想い人を 実の兄弟のように慕うようになった私。
彼女の方は既婚者だが、それがどうした?と言わんばかりに 人目気にせずにいちゃつく二人。
だから、共通の知り合い・コミュ仲間たちは 二人が付き合っていることを知っている。
私も初めのうちはそれを冷やかし半分で眺めていたが いつしかそれがどうしようもない 心の痛みを伴う光景になって。
彼は仕事柄、県外出張が多い。 彼女とも会えない、彼女とメールができない時間帯に メールや電話をするようになってから 私はそれを待ちわびて 今まで以上に夜更かしするようになった。
最後にメールを交わしたのは、8月1日。 その日、出張先から帰って来た彼と早朝に会い、 彼に触れられ、彼女に言えない秘密を共有することとなった。
彼とはそれっきり連絡をとっていない。 あろうことか彼は、次の県外出張に彼女同伴で旅立って行ったから。
彼女は彼女で、子供を単身赴任中のご主人に預け 彼との旅行を楽しんでいた。
彼女がそばにいてはメールさえもできるわけがない。
SNSの彼の日記では彼女との楽しい日々が綴られ、 それだけでも歯がゆいのに 本当はそばにいる彼女は さも他人事であるかのようなコメントを寄せ。
事情を知ってるほとんどの関係者にとっては 白々しいことこの上ない出来事を 延々見せつけられたと言うわけだ。
彼に触れられた記憶を消すように ある人と関係を持った。 ひょっとしたら 今後もそれは続くかもしれない。
忘れたくて他の人に触れられてるのに たった一度、好きな人に抱かれた記憶がどうしても消せない。
今好きな人が 自分の方を向いてくれる その可能性は限りなくゼロに近いのに。
それでも もしかしたら、と 夜更かしして連絡を待つ自分がいる。
心に 痛みともどかしさを常に抱えたまま。
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