いぬの日記

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2003年01月22日(水) 長い日記(そのまんま)

・・・久しぶりすぎて最初パスワードが思い出せなかった・・・。
パスワードを忘れるなんて、計算機を使う資格ないですね。
いや、しょっちゅう忘れてるんだけどさ。

ここ2日間気をつけていることは、
「自分が今何をしているのか意識する」ということです。
気が付いたら、「私は今何々をしています」と心の中で唱えるのです。
これが意外と効き目があって。
でも考えてみたらコワイな、こんな独り言を言う人がいたら。
3分前のことを忘れる病気みたいだ。

私は多分、一時期話題になった「部屋を片付けられない女」らしいです。
本を読んでないから正確なところはわからないけど、
何でも、今目の前にあるものに注意がすぐ移ってしまって、
色々なことがやりかけのまま放っておかれて、
結果として部屋がどんどん雑然と散らかっていくとかそういう話だったような。

私もそんな感じで。
何かをしようと思って部屋に入ったりパソコンつけたりするわけですが、
すぐに何となく他のことをはじめてしまうのです。
本読んだり。
寝たり。
本読んだり。
何か食べたり。
本読んだり。
だから、自分が今何をしているのかってことをきちんと把握してれば少しは無駄が減るかなと。
ていうか、把握してないほうがおかしいんですけどね。
自分の脳の配線がどっか切れてる気がします。
うーむ。


そういえば、怠け癖サボり癖にも名前があるということを知りました。
大学生によくある無気力状態のことをアパシーというそうです。
本人にいまいち自覚がなくて、危機感を持てないのが特徴らしい。
そうか、アパシーかあ・・・。
名前が付くとうっかり安心しそうでいかんですね。


私はダンスの練習してれば割りと生活のリズムが戻ってくるようで、
サークルのほかの人たちに比べると、全然サークルにはまってない方だと思ってたのですが、
実はやっぱりサークルが生活の中心に来てるのだなあと思います。
その割りに全然熱中してないあたりが何とも情けない。
ていうか、生活にリズムなんてものが存在してない現状を見ると、よほど練習してないと言うことが分かります。


うーん、何かつまらん日記ですみません。

(とかなんとか言いながら、今さっきまたやってしまいました。だーめにーんげーん。うああ)



以下はここ数日の本の話題です。
だらだら書き連ねてるので長いです。何なら読み飛ばしてください。


『漫画本の話』

最近寮の友人から大量に漫画を買わせていただいたので、そのうち感想を書きます。
「大日本天狗党絵詞」(黒田硫黄)
「国民クイズ」(作者忘れた)
「栞と紙魚子と夜の魚」(作者忘れた)

が面白かったです。
非常に濃いぃラインナップで楽しかったです。
さすがまろんさん。


『週間少年ジャンプの話」

「ハンター×ハンター」

最近良く見かけるので嬉しいです。
絵も安定してるし。
量は少ないけど、もういいです。
不定期でも、確実に連載してくれればいいです。
コミックスはやはり面白いので、長い目で期待します。

「ヒカルの碁」
いよいよ対局が近づいてきて、楽しみです。
緊張感の作り方や盛り上げ上手いです。

「アイシールド21」
コミックス1巻も買ってしまったことだし、頑張ってほしいです。
続けて買いたいから。
絵はどんどんきれいになっていって嬉しい。
ヒル魔さんはなかなか素敵です。


『週間スピリッツの話』

最近スピリッツに「昴」がのっていなくて寂しいです。
いつの間に休載。

「21世紀少年」

面白いとは思うんだけど、謎そのものが勿体つけすぎててあまり興味持てません。
多分、コミックスでまとめて読んだら面白いんだろうけど。
連載で読んでると、展開は一応気になるけどわりとどうでもよくなってきます。

「ギャラリー・フェイク」

やはり地味目ながら面白いです。
この作者さん本当に話作るの上手いです。
他の漫画も読んでみたいな。

「サユリ1号」
大学生の恋愛の漫画が面白くなってきました。
すごく可愛い顔してるんだけど、他人を恋愛ごとに巻き込んで人間関係を破綻させることが生きがいな女の子をめぐる話。
サユリというのは、主人公の男の子の妄想の中の女の子なのですが、
彼女はその主人公の理想の女の子サユリと同じ顔をしているのです。
最初わけ分からんと思ってたんだけど、サユリ(本名忘れた)の歪み方が結構凄くて、
たった一人の彼女を中心にだんだん大事になっていく事態に引き寄せられて、
わりと面白く読めるようになってきました。


『小説の話』

「プラチナ・ビーズ」(五條 瑛・集英社)
「スリー・アゲーツ 三つの瑪瑙」(同)

(作者名間違ってたらごめんなさい)
という、分厚い本をざくろさんに進められて文庫で読みました。
面白かったです。
キャラがいいという話を雑誌で読んでいたので、キャラ萌えを期待して読んだのですが。
確かにキャラは上手くたっていてとても良い。
脇役にいたるまで個性的でそれぞれ格好良いです。
でも、話がかなり面白くて驚きました。
先が知りたくてついつい飛ばして読んじゃいましたが、
全ての糸が段階的に絡まっていってやがて一本になる手際はお見事です。
詳しく書くと長くなるのでまたの機会に。
舞台は日本なのですが、北朝鮮とか韓国とかとの国際的な題材を扱っています。
おお、タイムリーと思っていたのですが、私は最近文庫化されたものを読んだわけで、
新書としてはずっと前に出版されていたのですね。
つまり、私が全然知らなかっただけで、これらの問題はずっと前からそこにありつづけていただけなんですね。
ちょっと恥ずかしいです。
(本当はものすごく恥ずかしいことなんだろうな・・・)

「ねむりねずみ」(近藤文恵)
を読みました。
良かったです!
最初の章からすごい雰囲気があって、色がにじみ出てくるようでした。
色は、日本の色です。
着物や日本画や、四季の表現に使われる、多彩で華麗な日本の色が、行間からにじみ出てくるようでした。
梨園で起こった殺人事件の話なのですが、私はそれに絡めて起こったある夫婦の間の事件のほうが面白かったです。
話のテーマとしては、夫婦の話のほうがメインで、殺人がそれに絡めてあるのかな。
梨園(りえん)というのは、歌舞伎の世界のことだそうです。
へー。知らなかった。




うーん。久しぶりに書くと長くなってしまいます。
だったらもっと頻繁に書けよって話です。
でも、書き始める前は書きたいことなんて得にないと思ってるんです。
ここまで呼んでくださった人、お疲れ様でした。すみません。


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