雨のち晴れ...scbellen engel
揺るぎない決心 - 2002年08月24日(土)



今夜も一人、公園で考えた。
本を読んだ。

何も思いつかない。

ただひとつ・・・

揺るぎない決心ができた。
私は、いつか この生まれ育った街を捨て
私を誰も知らないとこに行く事を。
もちろん、居場所は誰にも知らせないだろう。
いや・・・その時になってみなければ解らないけれど
とりあえず残される家族には時折、連絡くらいはいれようかなとも思う。
そして、私にとって本当に信じられると思える人だけに。
でも、それは何年先になるか解らない。
そうなる前に私は この世にいないかもしれないし。

私は私のままでいたい。

クリニックも もう行かないかもしれない。
薬だけ もらいに行くかもしれない。

私は私の乾いた心に水一滴でいい。
与えてやりたのだ。
そして、そこに光が差すものならば
ちっちゃな虹がかかるようにしてやりたいのだ。

でも叶いもしない夢を
ただ戯言のように思ってるだけかもしれないという
自分も今はいる。

揺るぎない決心・・・とこれを言い切ってしまうのは
あまりにバカな事かもしれない。
それでも、今はそう思っていたいのだ。
生と死の間を彷徨う私として。
自らの足で、それがいつか達成できたならば
失う物も大きいもしれない。
それでも かまわない。
失う怖さは無いに等しい。
誰に、なんとなじられようと 万が一それができたなら
私にとっては本望なのだから。

そのためには・・・
今はとにかく働くしかない。
働いて働いて・・・
体なんかどうなったっていいのだ。
働いて働いて・・・
自分の為に犠牲者や巻き沿いになった人達の前から消えたいのだ。
どちらに転んでも
巻き沿いになった人達に私がいなくなる事で
安堵感が生まれるのなら、それでいい。
人の心を信じることは自分は(少なくとも今は)
できそうにない。
私がいなくなる事で心配する人もいるかもしれない。
でも、その人達も きっと時間と共に
私の存在を忘れてしまうだろう。

毎日毎日、自問自答して出した決心。
これは自分への復讐でもあるのだから。

生まれ育った この街から一歩たりとも出た事のない
自分への復讐・・・・。




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