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■ 戦争
懸念していた戦争がとうとう始まった。 今日午前11時過ぎ(日本時間)に開戦の火蓋が切って落とされた。
今回の戦争は疑問なことが多すぎる。 開戦前から反戦運動が高まることも過去に例がないし、 国連という場所で要人が集まり、 戦争をするかしないかなどと議題に上ることすら例がないだろう。
それにしても解せないのは、アメリカ。 国連決議を無視し、反対国に圧力をかけている様子。 最後まで反対を貫いたフランスは、今後アメリカとの関係修復に務めるのだそうだ。 中国やロシアも、開戦後の声明ではアメリカ批判をするものの、 自国へのアメリカの影響を考え、あまり強い姿勢が取れないらしい。
これでは世界はアメリカに隷従しているのではないか? そう思えてきてしまう。 自国(アメリカ)のいうことを聞かない国に対しは、徹底的に報復する。 それが経済制裁であったり、政治的圧力であったり、そして武力であったり・・・ 世界の警察などと自らが語っている様子は、 権力をかさに相手国を押さえつけるだけでしかない。
かくいう日本はと言えば、アメリカの51番目の州とでも表現できそうなほどの従順ぶりを発揮。 第二次大戦で唯一被爆国となった日本こそ戦争の悲惨さを訴え続け、 武力行使による他国への干渉を抑制させる役目を担うべきでなかったか? 日米協定はわかる。 が、結局は敗戦国としてアメリカに隷従し続けてきた結果が、 対して何も言えない立場になってしまった。 今回のことで、改めて日本がアメリカの属国であることを世界に表明したにすぎない。
今後の戦争の展開次第によっては、戦火がアジアにも・・・ あるいは世界的に広がる可能性も皆無ではない。 この時期にあたり、アメリカの属国日本が北朝鮮から攻撃を受ける可能性も考えられる。 その場合日本はどうするのか?そしてアメリカの対応は?
今回の戦争は、 まさに「正義」という言葉の意味を考えさせられるものだと言うことは間違いない。 とにもかくにも、今はただ早期に解決されることを願いたい・・・
2003年03月20日(木)
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