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■ 過去の辛い火の海に飛び込んで
こんなに幸せを感じたことが、かつてあっただろうか?
今年4月から自宅近くの訪問看護ステーションで働き始めました。 今、3ヶ月目に入ります。 自宅は親と暮らしていた実家に、そう遠くはない場所。 必然的に知り合いも多い、かつての職場も多い、結婚もして2人の子どもにも恵まれ、幸せだった時もあったけど、いろいろあって離婚もして、私の両親はとっくに亡くなった。 脳性麻痺で統合失調症も患う、たった1人の妹も隣の区の施設にいる。
正直なところ、良い思い出よりも辛い思い出の多い街。 離婚して引っ越す時も、かつて私が小4で引っ越した時の嫌な思い出があるから、子ども達にはそんな思いさせたくなくて、結局同じ街にいる。
でも離れたくて離れたくて仕方がないほど、精神的に追い詰められ、今はまだ無理と思いつつ、引っ越し先、移住先を気休め程度に検索して、いつになれば違う天地でやり直せるか、そんなことばかり考えては悶々として…
学生時代の友達は、ほとんど私の前から消えた。 仲良く話せるママ友も、ほとんどいない。 昔、交流のあった仲間も、今や遠い存在だ。
病気、事故、自殺で失った大切な友人たち、逢いたくてももう逢えない。 生きていても、もう逢えない人もいる。 消せないアドレスが、私の携帯にはいっぱいだ!
ぽっかり空いた心の隙間を埋めるものもない。 現実の生活が実はバーチャルで、こうやってネットで吐き出してる自分がリアルな現実感を帯びてる感覚。 消えることはない。
逃げ出したい現実なのに、不思議な出逢いに導かれて、過去に連れ戻される。 そこかしこに、寂しげに佇んでいる過去の私がいる、泣いている私がいる。 こんな状態で生きている自分自身が不思議だ。 なんでまだ生きてんの? とっくに死んでてもおかしくないのに…
でも人生って、本当に不思議なめぐり合わせの連続で、なんていうかなぁ〜 偶然?たまたま?そんな言葉では片づけらない。 『行き先より大事な出逢いに導かれて』 そんな歌詞の通りに、不思議な力に引き寄せられ、多くの人との関わりの中で癒されてる自分がいるんだ。
求めてやまない温もり、優しさ、愛情… 諦めかけてた夢、遠くに遠くに感じてた幸せ… 期待するのは怖いけど、だから期待できないけど、一喜一憂する自分がいて、でもここにある幸せが愛おしい。
2014年06月12日(木)
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