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もう観られないかなと思っていたのですが、 急ぎのためか割引きで出ているチケットを掲示板で発見、 急遽、譲っていただいて観てきました。 メンバーがメンバーだけに、外したくない舞台だったし。 結果、人間のイヤ~な部分と温かさが溶け合っていて、 なかなか満足かも。
『噂の男』
・パルコ劇場L-31番、150分休憩なし
福島三郎作、ケラリーノ・サンドロヴィッチ演出。 終わってから、ボンちゃん(橋本じゅん)と、 アキラ(橋本さとし)みたいなすれ違ってる思いでも、 瞬間、通じる時はあるんだなーなんて幸せに思い、 そんな感想をアンケートに書いてから出てきました。
が、帰りに電車で覗いた掲示板では、似た感想に対して、 「甘い!」だの「幸せな人間だね~」だの書かれまくり。 所詮 私は、ケラに向かない、希望と夢と愛を信じてる おめでたい人間なんですよと、ちょっと、やさぐれ中。 育ちが良くて何が悪いよ?!人間信じてて何が悪い?! 感想が甘くて悪かったねーっ!とか。
別に、いくらケラ演出だと言ったって、福島三郎作品で、 演じ手が、じゅんさんと さとしさんだよ? 多少甘くたって当たり前じゃないかと思うんですけどね。 そりゃあもう、堺雅人さんは立派に腹黒かったし、 (彼は彼なりに純愛もあるかもと思いはするけれど) 八嶋智人さんも負けていなかったと思うけれど、 山内圭哉さんは普通くさくて、可哀相だったし。 ・・・なんて思う辺りが、ずれまくりなのかもしれないけど。
まあいいさ。 暴力的だったり汚かったりする じゅんさん、良かったし、 愛とコンプレックスがひね曲がってる さとしさん、 すっごいバカくさくてかっこ良かったし。 眉をひそめてイヤ~な顔しながらも、楽しんできたし。 一番笑ったのは、じゅんさんが堺さんに向かって言った 「喜怒哀楽を全部笑顔で表現するやつ」なんだけど、 これがアドリブか脚本か、それが気になっています。
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