ムッキーの初老日記
DiaryINDEX|past|will
| 2003年09月28日(日) |
トゥギャザーしたくない。 |
家を買おうと思って色々探したんだけど
日本の家にはベースメントがなくて不便よね。
まあしょうがないけれど・・・。
ダウンペイメントを頑張って入れたから
モーゲッジは、それ程でもないのよ。
今迷っているのだけど、子供を預けるのは
キンダーとデイケア、
どっちがいいのかしらねえ?日本はどちらかなんでしょう?
あ、ねえ、明日お買い物ご一緒しない?
ムッキーの家の前通るから、ピックアップするわよ。
(´・ェ・`)・・・。
アメリカ帰りの知人の、普通の会話。
お前はルー大柴か。
ベースメント=地下室 ダウンペイメント=頭金 モーゲッジ=月々の支払い キンダー=幼稚園 デイケア=保育所 ピックアップ=拾う、迎えに行く
◆◇039◇◆
|
昔の知り合いから久しぶりに電話が来たと思ったら
選挙がらみだった。
それだけでもガッカリなのに、近況報告で彼女が言った。
「親友に彼を奪われた。」
なんでそんな話を私に・・・(; ̄ー ̄)
「親友」に「恋人」を奪われるなんてこと、ありえないだろう。
まず、そんなのは親友とは言わない。
そして、恋人の親友とデキてしまうようなショボい男と
付き合っていた事を、恥じろ。
そんなしょうもない彼と、親友もどきしか持ってなかった事に気づいて
良かったじゃないか。
そう言いたがったが止めておいた。
選挙がらみでしか電話して来ないようなヤツの私生活は
はっきり言ってどうでもいいのでR。
◆◇039◇◆
|
| 2003年09月24日(水) |
シュー・トメとカラオケ |
昨日は彼岸の中日。 朝からシュー・トメ宅にお邪魔した。
「母さんは彼岸の入りに行って来たから、今日はお前たちだけで お墓参りに行っといで。」
というので、オッサン君と私、そして義弟のちゃこりんの3人で お墓参りに出掛けた。
誰の車で行くのかで、オッサン君とちゃこりんが揉めている。
「きったねえなー!いっつも俺の車じゃん!」
「いーだろ。お前の車のほうがでかくて新しいんだから乗せろよー。」
「たまには兄貴が出せよー!俺ばっかりー!」
「いーだろ。途中で缶ジュースおごってやっから。」(そんな子供だましな・・・)
「・・・しょうがねえなあ。」
いいのかよ!��(・Д・ )
墓参りして帰ってくると、シュー・トメ渾身のご馳走が食卓に。 そうか、これが作りたくて残ったんだね。 絶品は「栗と山菜のおこわ」だったんだが どうしてあの年代の人って、あんなに沢山食べさせたがるのか?
「それ食え、やれ食え」攻撃で、いつも食べる量の2倍は食べた。
食事が終わると、果物はどうだ、ああ、お菓子があったっけと いくらでも出してくる。
そんな食事も一段落し、ちゃこりんはとっくに自室に引き上げた後 シュー・トメが言った。
ねえねえ、カラオケ行こうよ3人で。
��( ̄▽ ̄)なぬ!
そして次の瞬間、オッサン君から信じられない言葉を聞いた。
俺はいいよ。二人で行って来いよ。
Σ( ̄□ ̄;)げえ!誰の親だと思ってんだ!
「えーお兄ちゃん行かないの。じゃあムッちゃん二人で行こうか♪」
あぐ!あが!うが!( ̄□ ̄;)
「・・・お供します。」
この日の日記にも書いたが シュー・トメは、来る11月にあるカラオケの発表会のために練習に余念がなく ちゃんとしたカラオケをバックにマイクを使って練習がしたかったのだ。
結局ふたりでカラオケに行き、シュー・トメの発表曲を6回は聴き 私も途中1曲だけ歌った。 こんな時は、シュー・トメの歌が上手いことに感謝する。 もし下手だったら、この状況にとても耐えられない。
燃え尽きて帰ってくると、オッサン君は天下泰平に昼寝をしていた。 憎い・・・。
「歌ったらお腹がすいちゃったわねえ、お団子でもたべようか♪」
私はまだまだ満腹です!ともいえず、 出された団子をもくもくと食べた。
その後激しい胸やけに襲われたのは あながち団子のせいだけではないような気がする・・・。
◆◇039◇◆
|
| 2003年09月20日(土) |
まさか・・・まさか、ねぇ。 |
先日、寂しい山道を車で通った。 本当に寂しい道で、見渡す限り民家もなければ 畑や田んぼもなく、もちろん会社も、店も、 とにかく何もない道だ。
ふと、数十メートル先の道端に何かが見えた。 近づいて見ると・・・
何もない道の道端に、おじさんが座っていたのだ。
おじさんは、道端に直に胡坐をかいて座り、 私が通り過ぎるのを目で追っていた。
私も、おじさんから目が離せない。
このおじさんは、いったいどこから、何でやって来たのか? 車も自転車もバイクも、側には何もないのに。 そして、何をしているのか? なぜこんな所で、道端に胡坐をかいて座っているのか。
おじさんの前を通り過ぎた時 おじさんのわきに、比較的新しい花が供えてあるのが見えた。
まさか。
まさか、ね・・・。
◆◇039◇◆
|
| 2003年09月18日(木) |
弟子にしてください! |
先日、ファミレスに行った時のこと。
そこのドリンクバーはとても充実している。 デザートなんか頼まなくても、十分に満足できる とても美味しいココア(アイスもホットも)があって 最後は必ず、それで締めくくる事に決めている。
その日も、お気に入りのアイスココアを注ぎにドリンクバーへ。 すると、年の頃なら60代半ばはとうに過ぎたかな・・・と思われるご婦人が ドリンクバーの前でなにやら悩んでいた。 どうやら、アイスココアがうまく作れないご様子。
そして、私と目が合うとすかさず
「おねえちゃん!(私の内心→(〃-∀-)ニヘラ♪)これどうやったらいいの?」
「ああ、これは始めに氷をなみなみ入れて、それからこうするんですよ。」
「ああー!なるほどねー!そーかそーか!どーもねっ♪」
「いいえー」
「いやーアメリカから帰国したばっかりでまだ日本の生活に慣れてないんだよねー。」
��( ̄▽ ̄)!?
何言ってんだこのばあちゃんは、と思ったが、一応お愛想で
「はーそうなんですかあ?」と言ったら、満面の笑顔で
ウソに決まってっぺよー(^∀^)!
ああいう年寄りに、私はなりたい。
◆◇039◇◆
|
オッサン君は、よくコンビニなどのレジでお釣りを間違われたり 落とされたりといったトラブルに見舞われる。 その確率は高く、普通の人の3.2倍はあると思われる。
「レジのトラブル磁石があるよねえ。」
といつも不思議がったものだが、遂にその理由が明らかになった。
先日ドライブに行き、途中コンビニに立ち寄った時のこと。 私は自分の分のお茶をオッサン君にまかせ 雑誌を立ち読みしていた。 オッサン君は自分の飲み物と、サッカー雑誌を選び その辺のものを見ながらレジに行った。
ジュース2本に雑誌一冊、どう見ても千円以下なのに
「9120円です。」と言われた。オッサン君はビックリし
「えーこのジュースそんなにすんの?」と言うと
「あ!すいません!8●●円ですぅ!」
どうやら先回りしすぎて「1万円出された時の釣の金額」を言われたらしい。
ぷぷぷ。また間違われてら。 オッサン君のレジが終わったのを見て、後について店外に出ようとした時 レジのお姉ちゃんたちの会話を聞いてしまった。
「ちょっと、なに間違ってんのー。」
「だってぇ、恐いんだもん・・・。」
��( ̄▽ ̄)!
そうだったのか! みんな「恐くて」間違っていたのか!?
確かに、オッサン君は目が恐い。 それは殺し屋の目にも似ている。 殺しのライセンスという感じだ。
知らない人が見たら、誰かの暗殺計画を企てているように見えるかもしれない。 普通に歩いてるだけで、モーゼの十戒の如くに道が出来ることもある。 オッサン君は、ただ「腹減ったなー」とか考えてるだけなのに。
その上動作が遅い。 あわてず騒がず、正面を見据えてゆっくり歩く。 しかも、あの頭だ。
今のことを車のオッサン君に報告すると 「そうか・・・そうだったのか・・・俺は恐いのか・・・」 ショックを受けたかな、と思ったら
「ま、なめられるよりずっといいな(^∀^)!」
と、もう立ち直っていた。
◆◇039◇◆
|
| 2003年09月14日(日) |
永ちゃん誕生日おめでとう |
オッサン君と私は、よくお互いに「いたずら」を仕掛ける。 まあどれもこれも、子供のような、いや子供以下の くだらないイタズラである。
洗面所で洗顔中のオッサン君の背後に忍び寄り スウェットを「エイヤッ!」と思い切りズリ下げて ケツ丸出しにしてやったり
食事中、ちょっと台所に立ったすきに 水の入ったコップに思いっきり塩を入れられたり
出掛ける前、ちょっとトイレに入ったすきに スニーカーの左右の紐をしばられ、ひっくり返りそうになったり
こっそり携帯の着信音を「浪花節だよ人生は」に変えられ いきなり本屋で鳴り出し大恥をかかされたり。
いつ、どんなイタズラを仕掛けられるかと思うと 全く気が抜けない。
昨夜もかなり寝苦しい夜だったが 窓をすかして、扇風機を首ふりにし、タオルケットをお腹に乗せ かなり快適に就寝することが出来た。 なのに 夜中にふっと目を覚ますと、全身にびっしょり汗をかいていた。 悪夢にうなされたか、高熱を出した時のような汗の量だ。 ブハーッ!( ̄□ ̄;)っと飛び起きると・・・
首までびっちり毛布が掛けられていた。
まるで包むが如く・・・。|д・)<イッヒヒヒ←オッサン君
イタズラもだんだん手が込んできた。 この仕返しは近いうち必ずさせていただくよ。
そんな我々は、今日「入籍記念日」です。 コンビ結成15年目を迎えました。 なんの成長もないけれど、無駄ではない14年間でした。 結成記念に今からドライブにでも行ってきます。
(゚ー゚)ノ(゚ー゚)ノ<では!
◆◇039◇◆
|
かの「源氏物語」には 光源氏の年上の恋人、六条御息所の生霊が 知らぬ間に自身の体から抜け出し 源氏の正妻葵上や、新しい恋人夕顔のもとに現れ 取り殺す・・・という話がある。
そこまで激しいものがあるかどうかは不明だが 生霊と言うのは、案外簡単に自分の体を抜け出す、と聞く。 恨みやつらみなどなくても 極端な話「あの人は元気だろうか?」と思っただけでも。
本当だろうか・・・?
信じない方には「んなわけは、ない。」という バカげた話に聞こえるかもしれない。 だがこれから書くのは、つい先日私が実際に経験した話だ。
その日、私は朝から酷い頭痛に悩まされていた。 頭痛は持病なので日常茶飯事なのだが この日の頭痛は、いつもと違っていた。 朝目覚めた時から、頭全体を何かに締め付けられるような とても激しい痛みだった。
何も出来ない。 私は家事もバイトも放棄して、布団でじっとしているしかなかった。 頭痛薬は全く効かなかった。 耐え切れず、2時間もおかずに追加を服用したが、それでもダメだった。
眠れもしない。 ふっと眠りに落ちそうになる私を、激しい痛みが現実に引き戻す。 さすがに不安になり、このまま死んだらどうしようとまで考えた。
午後になっても、耐え難い頭痛に支配されたままの私に 一通の携帯メールが届いた。 福島に住む友人坂本ちゃんからであった。 その内容は、私を震え上がらせた。
変なこと言ってゴメン! ムッキーのそばに、女の人が見えるんだ。 生霊じゃないかと思う。 体調に気をつけて!
いったい、遠く離れた福島から、何が見えたと言うのか。 だが私は、すぐにそれを信じた。 何故なら坂本ちゃんは私の75倍くらいカンが強い。
ふざけ半分や冗談でそんなことを言う女じゃないことも知っている。
「実は今日、酷い頭痛で参ってる。」
そう返信した後、私は目を閉じ、感覚を研ぎ澄ましてみた。 軽い瞑想のようなものだ。 女の生霊・・・いったい誰?どうして・・・?
ふと、私にもその人の輪郭が見えたような気がした次の瞬間 私は眠りに落ちたようだ。 メール着信音でハッと気づくと、30分が経過していた。
頭痛は、さっきまでの痛みが嘘のように軽くなっていた。 少し、余韻を残すのみ。
メールは、坂本ちゃんからだった。
頭痛どう?軽くなった?
なったよ・・・。ホントになった。 「何かしたのか?」と返信すると
いやまあ、ちょっとね('-') 良かった!軽くなって。
多くは語らない坂本ちゃんだったが 私のために何か力を貸してくれたことは確かだ。
この話は、全く信じられないと言う方も多いだろう。 私だってもし自分が経験したことでなければ、信じないかも知れない。 だが、実際経験した「実話」として日記に残したかったので 胡散臭いと思われるのを覚悟で、今回思い切って書くことにした。
坂本ちゃんへの感謝も込めて。
◆◇酒と涙とオッサン君◇◆
|
私は、頭がデカイ。だから、顔もデカイ。 「女性用フリーサイズ」の帽子をかぶると キュッ!と締め付けられ、頭痛になりそうになる。 付け加えると、アゴが短い、ノーアゴ族でもある。
私は、なで肩だ。しかも、胸がデカイ。 スレンダーであれば、ナイスバデーだろうが そうではない為、丸くてもっちゃりしたシルエットだ。
私は、足が短い。しかも、太い。 正座で育ったわけでもないのに 「戦前」に分類されるような体のバランスだ。 オッサン君には「体型の先祖がえり」と言われている。
これらを総合すると、私のシルエットは
バーバママに最も近い。
・・・・(-ε- ) ・・・
そのため、写真を撮る時など 「いかにして顔を小さく、体を細く見せるか。」 に気を使ってきた。その結果、高度な技を身につけるに至った。
�ヾ靄榲�に、胸上までしか写さない。 (集合写真の時は、誰かの後ろに立ち、体を傾け顔を出す。)
�△錣�らない程度に、軽〜く「アイーン」の口をする。
��わからない程度に、軽〜く首を前に出す。
この3点をうまく組み合わせると、あら不思議 あたかもアゴがあるように写るではないか! しかも、大きな頭も、もっちゃりした体型も、適度にカバーされるのだ。 同じ悩みを持つ貴兄にも、ぜひ活用して欲しい。
この話を友人Nに語ったところ 「ムッキーって、すごい!努力の人だねえ。」 と、関心されてしまった。
「騙されちゃいけないよN・・・。本当に努力の人だったら こんな技身につける前に、ダイエットしてるはずだろう?」
「��( ̄▽ ̄)はっ!そうだ!あぶねー、危うく騙されそうになった!」
ここでも別の「騙しのテクニック」が役に立っている・・・。
◆◇酒と涙とオッサン君◇◆
|
夕食を食べながら「踊る!さんま御殿」を見ていたら、浅香唯が出ていた。 ちょっとセクシー系の衣装を着ていて、共演の男性陣は皆鼻の下を伸ばし気味であった。
「浅香唯とか、あと誰だっけあれ?いつもモト冬樹がデレデレするヤツ・・・ あ、三浦理恵子だ。なんでみんなああいうのが好きなのかね。」
と、オッサン君。
「女らしくてセクシーだからじゃないの〜。」
「だってなんかさ〜、作ってねえか?クネクネしちゃってよ。 ああいうのってセクシーって言うのかねえ。」
「たいがいの人はそう思うんじゃないの〜。」
「そうなのかなー。俺は 杉田かおる のほうがずっと好きだな。」
(杉田かおるも出演していたので)
ええ!��( ̄▽ ̄)マジで!?
それまでテキトーに聞き流して、バクバクご飯を食べていた私の箸が止まった。 杉田かおるは私も好きだし、友達にはもってこいだと思っていたが まさか男性が、三浦理恵子より浅香唯よりイイ!というとは思わなかった。

じゃあ、どっちかと付き合えるとしたら?
「杉田かおるだよ。面白そうじゃん(^∀^)」
じゃ、じゃあ結婚するとしたら?
「それも杉田かおるだな。面白そうじゃん(・∀・)」
・・・・・
オッサン君が私と結婚した理由が、わかったような気がした。
◆◇オッサン君BB◇◆
|
| 2003年09月09日(火) |
二郎の情熱に疑惑の声 |
見当違いに熱い漢(おとこ)、冠 二郎。
演歌を愛し、演歌に一生を捧げた男、二郎。 彼の代表曲「炎」にもその意気込みが表れている。
アイ、アイ、アイライク演歌〜♪ アイ、アイ、アイライク演歌〜♪
演歌に初めて英語の歌詞を使用している。 そして「アイライク演歌」と臆することなく歌い上げている。 二郎がんばれ!J-ENKAの星!
「ふ・・・果たして本当にそうかな?」
友人GENが不敵に微笑んだ。
「本当に演歌を愛しているなら、ライクじゃなくてラブを使うべきじゃないのか!?」
「う!ううう Σ(・д・l|l)」
「アイ、アイ、アイラブ演歌〜、と歌うべきじゃないのか!」
「た、確かにそうだ・・・( ̄□ ̄;)」
「もっと言うなら I'm crazy about ENKA(俺は演歌にメロメロなのさ!) くらい言ってもいいはずだ。それをライクで・・・ライク如きでお茶を濁すとは・・・
二郎!お前の演歌に対する情熱はそんな物か!」
「参りましたー!(┳◇┳)」
◆◇もんた&オッサン君◇◆
|
| 2003年09月08日(月) |
記憶の不思議�� 上書き保存 |
昨日は「実際には無かったことをあったが如く鮮明に記憶している脳」の不思議さについて書いたが 世間には、記憶を自分の都合のいいように「上書き保存」してしまう人も少なからずいるようだ。
もう1年以上前だが、前もってきちんと本人に許可をもらった写真の掲載を 私が許可も取らず勝手に使用したと、近所や知り合いに言いふらされて非常に困惑した。
彼女は、写真が載ってしまった後に、ご主人に 「どうしていいと言ったんだ!」と非難され 「私はイヤだと言ったのに、ムッキーが無理やり載せてしまった。」 と弁解し、同じ事を共通の友人や知人にも言って歩いた。
廻りまわって私の耳にも入り、驚いてすぐに写真を外したが どちらが正しいのかなんて証明する術はなく、今でも私が悪者になっている場所もある。
彼女はどうしてそんな嘘を言ったのか。 私より彼女との付き合いが長い知人は「こういう事が彼女にはたまにある」と言う。 自分では「嘘を言っている」という感覚は無いらしい。 自分を正当化するために、どうにかして言い訳をしようとして 彼女は彼女に都合がいいように、記憶を書き換えるらしいのだ。 そして人にどんどん話す事によって、その嘘の記憶は益々本当のように思えてくる。
なんと都合のいい!そんな脳が存在するとは驚きだった。
だが、そういう脳があるとすれば、あの人もそうだったのでは・・・ と思える出来事がいくつか思い浮かぶ。 以前、同じサークルの仲間であった50代のご婦人の車に もう一人の知人と同乗させてもらって出掛けた時の事。 帰りに食事をしにレストランに入り、今日のお礼に食事代はおごらせて欲しいと申し出たが 「そんな水臭い!たいした距離じゃないのに、気にしないで!」 と、ご婦人は頑として私達に食事代を出させなかった。
だが数日後、そのサークルでひどい噂が広まった。
「私は前の日に足をくじいてとっても痛かったのに ムッキーと○さんが車を出せというので仕方なく出した。 その上何の御礼もなかった。」
「私の車でご一緒しましょう」と言ったのはむこうだ。 彼女が足を怪我していた事も初耳だ。 しかも、食事代を出させて欲しいという申し出を自分で断った事にも触れていない。
私達は、あまりのご婦人の仕打ちにショックを受け、もう二度と彼女の親切には甘えまい と心に誓い、どうしてそんな出鱈目を言うのかと思い悩んだものだが これももしかしたら「記憶の上書き保存」だったのかもしれない。
家に帰ってからくじいた足が悪化し、その痛みでムカムカし 「運転しなければこんなに痛くなかったのに、あーあ。 これもあの二人のせいよ!しかもタダ働き!もう!!!」 と考えるうちに、彼女の記憶は書き変わってしまったのだろうか。
世の中には「嘘つき」と呼ばれる人や、ある事無い事言いふらして廻るような 困った御仁がよくいるが、きっと自分が嘘つきだと言う自覚は無く 「脳の上書き保存」が盛んに行われている人種なのだろう。
◆◇もんた&オッサン君◇◆
|
「私ね、子供の頃、パチンコってものにすごく憧れていた時期があって 行ってみたいな〜行ってみたいな〜と思ってるうちに 本当に行ったような気になっちゃったんだ。 でね、学校の作文に
『このまえおとうさんにパチンコにつれて行ってもらいました。 とってもたのしかったです。』
って書いたのよ。その作文を親が見てさ、
『お前をパチンコになんか連れて行った覚えは無いぞ!』 『こんな嘘を書くなんて!子供をパチンコに連れて行くなんて どういう家庭だって思われるじゃないの!』 『いつからこんな嘘つきになったんだ!』
って、二人にこっぴどく怒られた。
それで、あれ?あれって夢だったの?って気づいたんだ。 でもね、私の記憶の中では、本当にパチンコに行ったようになってるんだよ。 これが夢だなんて!ってくらい、鮮明な記憶なの。
こんな事ってあるのかなあ。なんか変なのかなあ?」
友人がこう言うのを聞いて、私も同じような事があったことを思い出した。 私は、20歳くらいまで
私は子供の頃、吐血したことがある。と信じていた。
5歳頃だろうか。寝ていたら急に苦しくなって がばっと起き上がってゲエっと吐いた。 それは、血であった。シングルレコード程の大きさの、赤いシミ。
「おかあちゃん、血ぃ吐いたよ。」
隣に寝ていた母を揺り起こし、今あったことを報告すると そのシミをチラッと見て、母は
「そっか、だいじょうぶだから、寝なさい。」
と言って、私を寝かしつけた。
この情景を、私は成人するまで本当の出来事だと思っていたのだ。 ある日何気なく母に
「私さあ、4、5歳の頃、血吐いたよね。どこが悪かったの?」
と言うと、母はびっくりしてこう言った
「はあ!?血吐いたことなんてないよ! え?私が『いいから寝ろ』って言った? あんたね、子供が吐血してそんなこと言う親がいるか! ホントに吐血してほっぽいといたら、あんた今頃この世にいないよ。」
それで初めて、全て私の夢か想像であったと気づいたのだ。 友人が言うように「ものすごい鮮明な記憶」なのに。
記憶というのは、脳というのは なんと不思議なものか。
あなたの、その記憶。本当にあった事だと言い切れますか?
◆◇オッサン君とマヒナスターズ◇◆
|
私は、ひとりっ子だ。
そう言うと「いいねえ、甘やかされたんでしょ?」 と言われる事が多いが、そのたびに 『ホントにそうだったら良かったけどね』と舌打ちしたい気分になる。 私はひとりっ子ではあるけれど、甘やかされたという記憶はない。
我が母は、子供の甘えを見事に踏み潰すひとであった。
あれは私が7歳になるかならないかの頃。 若き日の父母と私、そして父の弟夫婦とその子供たちで 福島県にある「常磐ハワイアンセンター」(現スパリゾートハワイアンズ)に 行った事があった。
その日ハワイアンセンターの催し物会場では 子供向けのかぶりもののショーが行われていた。 その日の出し物は、確か「赤胴鈴之助」だった。 当時TV放映されており、私も大好きで毎週楽しみに見ていた アニメの主人公だ。
舞台では、赤胴鈴之助とその他のキャラクターの縫いぐるみが 大暴れで立ち回りをしていた。見ている子供たちは皆興奮し
「がんばれー!すずのすけー!」 「うしろだー!あぶないよー!」
と、大騒ぎ。もちろん私も例外ではなかった。
ショーが終わり、次は赤胴鈴之助の「サイン会」が始まった。 サイン色紙には赤胴鈴之助のイラストが描いてあり それに鈴之助が直接サインし、握手し、一緒に写真を撮ってくれる。
一枚の値段は、確か千円。 30年前の千円は、今にしたらどれくらいの価値だろう。 確かに当時の感覚としては高かったと思う。
一緒に行ったイトコ達は、すでにサインを待つ列に並んでいた。 「たまのことだから」と、叔父は子供たちのために 財布の紐を緩めたのだ。
当然、私も買ってもらえるものと信じ、母に 「おかあちゃん、私も鈴之助のサインが欲しい!」 と、子供らしい声でねだった。 『いいよ、○ちゃん(イトコ)と一緒に並びなさい。』 そう言ってもらえると信じて疑わなかった私に、母は言った
どこの誰ともわからん奴のサインに 千円も払うバカがどこにおる!?
で、でもあれは赤胴鈴之助だよΣ(゚口゚
あれは縫いぐるみだよおまえ。 中にはどっかの知らないオッサンが入ってる。
Σ( ̄□ ̄;)そんなキッパリと!!
そりゃそうかなーとは解ってはいても、子供相手にそこまで言わんでも! そんな母にまだ私は食い下がった。
「で、でも○ちゃんと△ちゃんは買ってもらってるよ! 私も欲しいよ!お願い、買って?買ってよぅ!(T□T)」
涙声で母の腕にすがりつくと 母はつかまれた腕をめんどくさそうに振り払いながら
よそは、よそ!
とピシャリと言い放ち、その後いくら騒いでも相手にしてももらえなかった。
「よそは、よそ。」 子供の頃、何回この言葉を聞いただろうか。 母の教育法(なのか?)によって、私は人生の随分早い時期に 「なんでもねだれば手に入ると思ったら大間違いだ。」 という事を学んだような気がする。
だけど母よ。 あんなものに千円も出すなんて!と言うのは、大人の理屈です。 大人にとってはつまらないものでも 子供はとても嬉しかったりするのです。
ひとりっ子なのに、誰よりも厳しく育てられた娘は いまだに甘え下手です。
◆◇オッサン君の橋◇◆
|
オッサン君の仕事は結構時間がまちまちだ。 一番多いのは「明け方4時半出勤」だが 3時の時もあれば、普通に7時の時もある。
一番キツイのが「12時半出勤」。 そう、夜中の12時半だ。 この時は、前日夕飯もそこそこに早寝をする。 私は、寝ないで起きていることにしている。
広い家ではないので、オッサン君を起こさぬよう 静かに読書や映画鑑賞やネットなどして時を過ごす。
一番大変なのは、もちろんオッサン君本人だが 私も体内時計が狂いまくり、体力的にしんどい時も多々ある。
「今はいいけど、もっと年取ったらキツイよねえ」と友人。
「うーん、まあねえ。でも、きっとジジイになったら もうちょっとラクなシフトになるかもしれんし 先のことはわからんよ。」
「じいさん用のシフト!」
「そうそう。シフトG」
「��( ̄▽ ̄)そのGって・・・」
「じいさんのG。シフト爺!」
ぎゃははは(T▼T)(T▼T)はははは!
そしていつものように ラクなシフトは「シフトE(いい)」だとか こっそり働く「シフトC(シー!)」だとか エロな奴らの「シフトH(そのまんま!)」だとか
話はどんどん脱線して行ったのであった。
◆◇オッサン君の橋◇◆
|
先日、夕食後オッサン君とTVを見ていたら 岩崎宏美が出てきて「聖母たちのララバイ」を歌っていた。
この曲も、私達の世代にとっては 「ルビーの指輪」や「贈る言葉」や「北酒場」なんかと一緒で 『もう、聴き飽きたーっ(;´Д`)!』 ってイヤになるくらい耳に入ってきた曲のひとつだ。
なのに、オッサン君はこう言い放った。
ヒット曲が出てよかったな、この人。
・・・(-ε- ) ???
「この曲が出てもう20年は経過してるけど?」
「ええ!(・Д・;)そんなに!?俺つい最近だと思ってた! 」
どこかでオッサン君の時間軸が歪んだらしい・・・。
◆◇オッサン君の橋◇◆
|
先日の夕方、オッサン君と事故を目撃した。 正確にはその「瞬間」を見たわけではなく 私たちが駐車場で車から荷物を降ろしていると、国道のほうから
ギャギャギャギャー!ドッカーン!
という物凄い音がしたのだ。 その瞬間、オッサン君が叫んだ。
じ ご が !? (゜□゜)(訳:事故か?/意:事故でしょうか?)
・・・全部濁点(-ε- ;) ・・・。
正直に言うと、半分野次馬根性で、現場に駆けつけると 軽自動車が前をぺっちゃんこにして、道路の真ん中に停まっていた。 見ると、まだ中に人が乗っている。 その脇を車がじゃんじゃん行き過ぎている。
「大丈夫ですかー!?」
私達の他にもう一人、やはり飛び出して来たであろう 大学生ぽいおにいちゃんが声をかけると 中の人がヒラヒラと手を振った。
生きてる!( ̄▽ ̄;)ホッ
そう思う程、車の損傷はひどかったのだ。
手を貸して引っぱり出すと、運転者の男性は、なんとほぼ無傷! 割れたフロントガラスの破片で顔をちょっと切っただけで 手も足も体もなんとも無いようだった。 聞けば、急に車線変更してきた車を避けての事故らしい。 電柱に激突して道路中央までスピンと言うことか・・・。
男性は無傷ではあるけれど、やはり動揺しているようで ぼんやりして次の行動に移れないでいたが、大学生のおにいちゃんが 「警察に電話したほうが」とか、「ご家族に連絡は?」とか なにかれと世話を焼いていた。
このおにいちゃん、見た目がイマドキの大学生にしては はっきり言うと、ちょっと野暮ったい感じなのだが なんと優しい好青年であろうか。 私が企業の人事担当であったなら、即採用決定!である。
世のむすめさん達よ。 こういう若人を恋人に、夫に持ったら値千金だ。
その後まず近所の警察官がバイクでやって来たんだが
「なに?あんたたち。関係者?ちがうの? じゃあもう帰っていいよ。行って行って!」
と、これがものすごく横柄なヤツで、事故った男性に 「警察が来るまでいてくれないか。」 と頼まれていた私達は、釈然としないままその場を後にした。
この頃には、3人の間に妙な連帯感が生まれており このまま別れるのは惜しいような気もしたが まさか「夕飯でも食べにおいでよ!」と言うのもなんなので 「じゃあね!勉学に励めよー。」と言って別れた。
それにしても、怪我が無くて本当に良かった。 私もますます気をつけよう。
◆◇オッサン君カムズ・トゥルー◇◆
|
| 2003年09月02日(火) |
きょんという生き物。 |
先日の、友人「きょん」の話の続き。
きょんは、ウチに来ると必ず何かをこぼす。 コーヒー、ジュース、味噌汁。 そして言う。
「ムッちま。コーヒーこぼれちゃったよ。」
「こぼれたんじゃなくて、こぼしたんだろが!」
「あ、そうだ(^∀^)あはははごめんよー。」
・・・憎めない。
「9月で愛車の車検が切れるので乗り換えようと思っている。 友達が手放すのを譲ってもらおうか、それとも何かいい中古車はないだろうか。」 という相談を、メールで、そしてウチに来た時にも 散々っぱら、オッサン君にしていた。
9月一杯じゃあまり時間が無い。 あれがいいんじゃないか、それはやめたほうがいい、と 我々はものすごく親身になって遅くまで相談に乗った。 そしたら次の日メールが来て
「よく見たら、あと一年車検が残ってたよ。ごめんよー。 一年かけてゆっくり探すよん。ありがとねー(^∀^)」
Σ(゚口゚ Σ(゚口゚ な、なぬー!?
・・・憎めない。
昔からそうだ。 なんでだろう、と思って考えるに 「明るさは、人を惹きつける」の一語に尽きると思った。
おっとりして天然ボケだけど、飾らないし、裏も無い。 いつも笑っている。 流されているようで、その実しっかり「自分」を持っている。
今、きょんの「置き土産」のせいで、我が家には会話が無い。 それは、マンガ本。それも半端な冊数ではない。 きょんはマンガの趣味が広く、しかも面白いものが多い。 池上遼一の「HEAT」14冊。 同じく「STRAIN」5冊。 映画にもなった「あずみ」29冊。 その他にも短編読みきり物が約10冊。 合計60冊もの単行本を置いていった。
「今度来た時返してくれればいいよ。 ゆっくり読みな、おもしーよん(^∀^)」
ホントだった。 どれもこれも面白いのだ。 特に「HEAT」の主人公「唐沢辰巳」ときたら、もう 「かかかかか、かっこいいー!」と何度も叫びたくなる程いい男。
オッサン君と二人で、食後は会話もせずに マンガ読みに没頭している。 マンガ天国なのか地獄なのか、判断に困る状況だ。
きょんよ。 もしかして君は、凡人には計り知れない大人物なのか。
◆◇オッサン君カムズ・トゥルー◇◆
|
ムッキー

|