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≫2009年03月13日(金)≫

一日一日が、長いような、あっという間なような。ワードローブの作業していると、自分で行動して、しかもそれが正しいって思えるのがいいね。これをして次はそれをして、あれをしておいた方がいいかな、手が必要な人はいないかな、って常に考えて、ナオにしてはかなり機敏に動いてる。動ける。気配りのナオさん。自分の割り当てられた仕事をきちんとこなして、その合間合間に自分の衣装とアクターのケアをして、他の人を手伝って。出来るだけ最大限に仕事をする。なんていう仕合わせな!

今日はナオは一日自分のじゃなく、コースメイトの衣装二つのケアと着付けと脱がせるのを担当で、慣れない衣装にかなり緊張と不安で頭の中フル活用してて、だけど作業の合間に自分の二人のラバースに会えば、やっぱり気になるから、衣装は大丈夫?って聞くと、大丈夫だけどいつもと違う感じするー!とか言ってくるから(今日は違う子が彼ら担当だったからか)、それは大丈夫じゃない!ってショーの始まる2分くらい前に彼ら二人を着付けなおして、その上、水はいらない?必要なものはない?って聞くと、結局そこにいたダンサー全員分の水を運んで片づけて、急いで持ち場に戻って自分の仕事をして、の繰り返し。大変だけど楽しすぎる!全てが終わるのが夜の10時過ぎくらいで、もの凄い充実感と疲労感に、満足を覚える。夕飯はおろか、お昼もろくに食べてないから、空腹に耐えかねて、帰りはコースメイトとご飯食べに行って、結局家に帰ったのはミッドナイトを軽くこえて。こんな生活が、これから何十年も続けば良いな、と願っちゃう。劇場で人生の大半を過ごす。それがいい!

上に書いた、この日の自分の仕事っていうのが、いつもの自分のダンスウェアとは違ってかなり大きい移動の大変な衣装のケアだったから、ナオはショーの前半、客席の後ろの方の影に座って、アクターがはける時を待ってないといけなくて、つまり前半はショーが観れるっていう役得!何度観てもいいなー!ってにこにこしちゃう。そこに座ってショーが始まるのを待つ間も、客席に落ちてるごみを拾ったりとか、ついつい、仕事を探しちゃう。そうしてるとウォームアップを終えたラバースがハイナオーイエーー!っとか通り過ぎて、その瞬間がナオはやっぱり一番大好きだな!グッラー!って笑顔で見送って、ショーが始まるんだよ。いかにも、裏方!で自分もこの作品に参加してるって、強く実感できて、嬉しい!あと二回のショーで終わりなので、気を引き締めて、頑張る!最後は自分のラバース担当なので、心おきなく!



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