★悠悠自適な日記☆
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キャラメルボックスの「アンフォゲッタブル」を観劇してきました。なんか、ここで感想を書いたら申し訳ないと思ってしまうくらいよかったです!!私はキャラメルでは今までに「カレッジ・オブ・ザ・ウィンド」と「クローズ・ユア・アイズ」を観たのですが、これらは「死」というものを真正面から捕らえたお話だったのです。しかし、今回は少し違う方向から捕らえていてまた新鮮味がありました。西川さんの小ネタは相変わらず芝居の中に自然に取り込まれていてステキでした。小ネタを仕込む劇団や役者はいくらでもいて、そのネタを取り込んでしまった故に役が浮いてしまったり芝居全体のバランスが壊れてしまったりしているを何度も私は見たことがあるのですが、西川さんはそのネタを役の個性として、いとも自然に演じてしまわれるのです。そのナチュラルさはキャラメルのどの役者さんよりも私は目が惹かれます。
私達は普段「どうせ無理だから」とか「どうせ何も変わらないし、今の方が安定してるから」などと自分でも意識しないところで色んな夢とかを諦めながら生きています。それは、自分を守るためだったり愛する人を思うが故だったりするのですが、私はそんな生ぬるい保育器に守られているような生き方よりも、いっぱいぶつかって、傷ついてしまう結果にあったとしても、そんな保育器から抜け出してあがき回る生き方を選びたいと思いました。そしてそんな強い意志を持っていれば運命に縛られることはないんじゃないかなぁと思いました。上手く伝えられないけれど、そんな気持ちになりました。
キャラメルの芝居を観た日の夜はいつもどこか大きな場所で大きな話で大きな芝居がしたくてたまらなくなります。(つまりはキャラメルに入団したいと思うのです。恥ずかしながら…。)そういえば、キャラメルの役者さんは200倍以上の倍率の中で選ばれた特別な人ばかりなのですね。私もそんな特別な何かを持った大きな役者になりたいです。もっと勉強したいです。
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