吟遊詩人の小話
さとし



 今日は児童虐待!?について。。つらつらと

おはようございます。
いっつもたわいもない話からディープな話題までつらつらと書き記しているさとしです。

今日も恒例 学校で配られた新聞記事の話しです。
今日の記事は児童虐待についてでした。よくニュースとかでやっているので内容までははぶきますが。。。
突然ですが皆さんはどう思いますか!?
無抵抗というか抵抗のできない子供。訴えることもなにもできない子供、その守るべき子供に虐待をする親。確かにいけないことです!絶対にいけないことです。しかし、絶対にしないと言い切れるのだろうか、、
言い切れる!という人も多数いると思いますが、僕はいかんせん、、自信がありません。してはいけないとわかっていても。。

ここ最近のオトナっと呼ばれる種族の傾向として、まず昔に比べ、近所付き合いも減ったような気がします。それには、個性の優遇、転勤などの移動が大きな理由のような気がします。
それにつれて増加した過保護、過保護というよりも、自分以上に自分の子供が誰かを必要とすることを恐れているような、なんというか独占欲のようにも感じます。
例えば学校の先生が生徒に対して怒ったとき小学校では最近では親がでてくるらしいです。「うちのこは!!」
これはどうなんでしょうか?確かに自分の子供が傷ついたり泣いたりするのは自分の分身とよく例えられるくらいですから辛いのかもしれません。
でも、その実傷つかず守られてきた子供の脆さ、その子供のこれからの未来までを考えれば喧嘩をするなり、説教をされるなり、必要なことだと思います。それを見守り後ろから何気なく支えてあげるのが本当の親なのではないでしょうか?
しかし、正しいことでも世論には勝てませんよね。
学校の運動会での競争の廃止、私には考えられません。たしかに万年最下位の子供にとってはとても苦しいかもしれません。その中で挫折、落ちこぼれになるのかもしれません。でも、どう考えたって全てを救うことはできないと思います。
ここは妖精界でも桃源郷でもありません。人の心の中には闘争心や劣等感などが常に渦巻いてます。それを見かけだけの保護で押し隠し、それを見て子供は育つ。それが今の世の中になっているのではないでしょうか?
何とかなるさぁっと思って何の努力もせず、いざ競争の世界にぽんっと置かれたとき全てを責任転化して、自己防衛をする。
私も自分でそう思うことがよくあります。自分の事を・・・

今私はもうすぐ21歳の誕生日を迎えます。
でも、もう二十歳を過ぎて、一般社会には社会人として認められている年齢ですが、まだ自分の中では17.18の様な気分です。
オトナになるのが怖いっというのと共に、オトナにはまだなれない。自分に自信がないのがそうなのかもしれません。
今僕の通っている教室のほとんどの生徒が今年で20歳の誕生日を迎えます。
けれど、彼らは本当に熟しているのでしょうか?

ここ近年、年齢や肉体の成長にココロが追いつかず未熟な青年が増えていると世間ははやしたてます。
けれど、この満ち足りすぎた世界、多少の甘えを持っても生きていける世界。その世界に順応できるものだけが生きていける世界。
こんな世界だからこそ、若く力の有り余る青年たちの夢に対する思いは大きく、虚像として膨らんでいき、いつしかそれが逃げ道になってしまうのではないでしょうか?

なんだか、思ったことを書いていても答えは見つかりません。
全てが疑問系になってしまいますね(苦笑
こんな時代だからこそ、ロードオブザリングやハリーポッターやラストサムライのような映画がヒットするのかもしれません。
ああいう世界に憧れをもつ。
生きている実感と生きる意味をみんな捜し求めているような気がします。
満ち足りすぎているのかな。。今の世の中は

2004年07月05日(月)
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