トリの罵詈雑言
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2004年03月24日(水) |
卒業式前夜は・・・悟りを開く!? |
とうとう、卒業式前日となりました。
今日は一日アパートに引きこもって、 40周年の名簿の更新・OBへメール送付・各種登録(ケータイ等)の変更 をやってました。
しかも、今日は一日まともに飯食ってねーし。(爆) 今はビール片手だし!?(笑)。
卒業式のお知らせが大学から送付されてきて初めて、 『あぁ~、計画留年すればよかったー』なんて 思いました。
こんな発言が親に知れたら、ぶっとばされること 間違いなし、ですけどね! 6(^ ^ ;)
今日は一日の大半をこたつに座って、 パソコンに向かっておりました。 『あ”ぁ~、名簿がうぜぇー。何でこんなにOBがいるんだ!?。 しかも、住所変えたなら連絡ぐらいしろよな!!(怒)。』 とか、 『何で俺がへりくだって、記念誌の寄稿を依頼する文書を作らなきゃ いけねーんだ!?。記念誌の寄稿くらい頼まれなくたって、 自分から原稿を送ってこいよな!!』 くらいの軽い暴言をはきながら、アタマの片隅では この4年間のことすべてを振りかえっていました。
徒然なるままに書き出します。
①1年生の鳥島くん
・何も考えてない ・一度は体重が15キロ減る ・ボーイスカウトはイヤだ、と思っていた時期なので、 ローバースカウト部の部室にはテレビを見に行くだけ ・講義も真面目に出て、単位も順調に取得 ・かけもちのビリヤードサークルが中心の毎日 ・夏以降は7・11という日本で一番メジャーなコンビニで アルバイトを始める
②2年生の鳥島くん
・そろそろローバースカウト部をどうしようか考える ・当時の4年生が留年してくれたとはいえ、さすがに俺が引き継がなければ ならなくなり、現実に愕然とする ・とんかつ屋と、7・11のバイトをかけもちし、働くのがキライな俺が 4年間で一番せっせと働いた時期である 月の夜 :とんかつ屋のバイト(23:30まで) 火の早朝:7・11でバイト 10:30~玉川校舎で仏教と体育 水の夜 :7・11でバイト(22:00まで) 木の夜 :とんかつ屋でバイト 講義は3限からなので、昼まで寝る 金の早朝:7・11でバイト やはり10:30~2限の講義 土or日 :とんかつ屋でバイト ・日本で2人しか行けない、スカウト特別海外派遣に挑戦し、 選考に通ってしまう。 ちにみに、選考といっても面接重視で、 プロジェクトの内容に関わらず、面接でボロがでたら即帰宅。 面接の中では、英語で自分のプロジェクトの説明ができなければならず、 俺の場合、プロジェクト以外に、自分の経歴を英語で言わされた ・と、いうことでイギリスに23日間行ってくる ・現地では俺のキャラクターが受け、日本への報告書には 『コイツは将来日本ボーイスカウトの宝となるすばらしい青年に 成長するだろう。彼がいる限り、イギリスと日本のボーイスカウトの 友好関係は絶対だ』とまるでウソのようなことが書かれていた (⇒事実です。見たい人は言ってくれればご覧にいれます。) ・イギリスに行く前に、O先輩とM先輩に直談判し、 「ローバースカウト部の伝統はなんですか!?」と詰め寄る。 ちなみにこの直談判の前日は緊張のあまり眠れず、 直談判の当日に2時間の遅刻をし、Oさんにキレられ、あきれられ、 今の隊長と俺との関係にいきつく ・2年生の冬までに、10キロ太る ・都内で初めて計画した耐寒キャンプは、東京農工大学(決して農大ではない)の 構内の原生林を無断借用。 学生部の人からしかられ、移動を命じられる。 大学入試の時期なので、学生部の人もピリピリしていた。 ・この時期、やっと酒が強くなってきた ・2年間お世話になった4年生に、卒業式に自作のネッカーチーフ(メッセージ入 り)を渡す。喜んでもらえてよかった。 ・ちなみに、6月で7・11のバイトを辞める
③3年生の鳥島くん
・勧誘していたら、革労協の奴に邪魔をされる 他大学の奴と一緒に勧誘していたので、そいつに助けてもらう ・ポスター作戦に出たこの年は、いまの幹事長を釣る布石となった。 「ポスターの効果はデカイ」と思った ・100キロハイクの実行委員長になろうか悩む。 俺はもともと群馬県連のスカウトなので、俺に務まるかどうか不安だった ・結局100キロハイクの実行委員長にしたてあげられる。 農大と大東の女の子にのせられてしまった。 今思えば、俺も青かった。 ・100キロハイクの実行委員会を立ち上げてすぐに、 車両管理部をまかせていた、↑の勧誘を手伝ってくれた明星大学の主将が 急逝する。 愕然となる。 車両管理部を任せられるのは彼しかいないと 思っていたし、何より突然だったし、東京に来て初めて意気投合できた 親友とも言っていい奴だった。 このあと2週間ちかく、ほぼ飲まず食わず 毎日をボーっと過ごし、体重が7キロくらい減る 音信不通にもなり、周りからは「自殺説」が飛び交う この2週間のことはほとんど覚えていないし、大学にも、バイトにも 行っていない ・100キロハイクの実行委員長を途中で嫌になりながらも やり遂げる。 モットーは「郷に入っては郷に従え」 結局のところ、東京の奴には俺のやり方は合わなかったらしい。 東京の奴らは、俺の革新的なやり方よりも35年の伝統をとった負け犬だと 思った ・100キロハイクがひと段落した12月中旬から就職活動を開始する ・学生生活があと1年しかない・ボーイスカウトのことしかしていない 学生生活になってしまう、と危機感をおぼえる ・就職活動を始めるまでに13キロ太る ・今の幹事と二人で八丈島にキャンプにいく 八丈島でのエピソードは沢山ありすぎて書ききれない。 とりあえず・・・最終日に船が岸に着かず、 飛行機で帰ってきたため、余計な出費となった(涙)
④4年生になった鳥島くん
・就職活動と同時並行で100キロハイクの報告書の作成に入る 報告書がなかなか集まらずにヤキモキする毎日を送る 反省点・改善点をみんなに送ってもらうようにしたが、 送ってくれる奴は少なく、結果として、「俺の」報告書になって しまった。 最後にとても悔しい思いをする ・結局37回の準備委員会もつくるが、機能せず解散となる ・就職活動も嫌になってしまい、4~5月の連休明けにかけては、 一切の就職活動をせず、アパートに引きこもる この間、最終面接にたどりついた企業は3社あったが、すべて蹴る ・5月も終わりになったので、就職活動を嫌々再開する 7月に今の会社から内定がでる うそ臭い会社だと思っていた ・内定が出てから、一気にやる気がなくなる。 が、一応9月まで計47社50コースをまわり、就職活動を 終える(1社で4コース受けたため) ・昨年10月のG-Planningコンテストに即席で作ったチームでダメ元で 参加し、学内39チーム・本選7チーム中第3位の成績をとる。 ちなみに、元が経営学部の行事なので、初めて参加した我々経済学部の チームには優勝させられなかったらしい。 賞品は商品券25000円分。 4人のチームなので6000円ずつ分け、残った1000円はグループを ひっぱった俺がもらう ・群馬県・群馬県教育委員会主催で、群馬県青少年会館が実施主体の 「ぐんま少年の船」に指導係で奉仕する 就職活動と同時並行で、5月以降は毎月、2週間~3週間に1回は 群馬に帰る生活をする 極度の金欠から、借金状態になったのは言うまでもない 本番は8月だった。 ひと組42人編成が12組、計492人の小学生から高校生までの面倒をみる。 生徒の顔を覚えるのが一苦労 ・少年の船の4日前は、群馬県ベンチャー大会の行事部奉仕で、 富士登山に挑戦する。 富士山なんて2度と登るか、と決意する瞬間である。 4日後には海の上にいた ・9月には全国ユースフォーラムの群馬県連の代表者となる 開始2時間半で、フォーラムの内容がくだらなくなり、 『帰る!』発言をし、スタッフから目をつけられる。 ・この時期までに3キロ太る ・東京国際女子マラソンのバイトをやる 高橋尚子を間近でみる ・6月下旬に、初めて十文字先輩に会う これがそもそもの間違いだったかもしれない(すいません)
⑤今の俺
・とりあえず、体重は落ち着く。 ちなみに詳細な数字は企業秘密♪ ・読書にいそしむ。 就職してから役にたちそうなビジネス書籍を読み漁る ・金がないので、韓国へ19800円の超格安ツアーに友達と 行ってくる ・車の免許をとりに、地元へひっこむ ・とりあえず三軒茶屋へ引っ越す まさか、卒業間近になって、前より大学の近くに住むことになるとは 思わなかった
と、いうことで、ここまで打ち込むのに2時間半かかりました。 2時間半かかっただけの読みごたえはありましたかねぇ~??。
こうやって振り返ってみると、まだまだ書ききれなかったエピソードが 沢山あり、 「最近の俺はいったいナニに追われていたんだろう??」なんて 思ってしまいます。 最近は「あぁ~、もうちょっとで学生じゃいられなくなっちゃう!(汗)」 なんて焦っていました。
でも、振り返ってみたら、こーーーんなに思い出が沢山あって、 じつは、公表できないような事件やエピソードが まだまだありすぎることに気づきました。
とすると、こんだけやってりゃあ学生を卒業して、 就職してやってもいいか、という気になってきます。
まだまだやりたりないこともあるし、 もっと色んなところに出かけたいし、 友達と徹夜で騒いでいたいと思います。 のんびり一日中寝ていたいとも思います。
ここ数年会ってない奴とも会っておきたいとも思います。
大学に入ってから友達になったけど、 学内でみかけなくなった奴に連絡をとってみたいと 思います。
何より、タイムリミットが近づいていることに焦りを感じるだけで、 何もできない自分がいます。
でも、日付が変わって、あと数時間もしたら 卒業式です。
いいんじゃねーのぉ~???、なんて思ってしまいます。 4年間でこんだけやれたら、卒業して、社会人になって、 これからの人生で何があるかわかんねー方が、とっても 期待できて、ワクワクして、この4年間の思い出がふっとぶくらいの 楽しいことがあるんじゃね?。 俺ならそーゆー楽しいことを見つけられるんじゃね??。 楽しいことを一緒に経験していける人とまた出会えるんじゃね???。 そーしたら日々の生活を楽しくしていけるんじゃね? 楽しくなるんじゃね? って吹っ切れる気がします。
これが、俺なりの学生生活との区切りのつけ方なのかもしれません。
これは一種の悟りの境地☆。 道元さんにだって負けない、俺なりの悟りの境地のように 感じます。
卒業式前夜は、俺にとって大切なコトを気づかせてくれた 記念の日となりました。
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