カンラン
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お出かけしてきました。
島根の三隅町というところに つつじのきれいな公園があります。 行ってみて初めて知ったのですが, ちょうどお祭開催中でした。
初めてです。 一度にあんなたくさんのつつじを見たの。
斜面一面つつじだらけ。 つつじ色です。
まるでどこかの大きな大きな人が 親指とひとさし指を使って 花をひとつひとつ大事そうに山の斜面に埋め込んだような感じです。
私の知ってるつつじは,だいたい太ももぐらいの高さですが, ここでは違う。 ひとつひとつがうんと大きい。 私たちの方がつつじに埋まってる状態。
こっぽりあいた自然のつつじトンネルの中で 赤紫や白やピンクの花越しに見上げた空がとてもきれいだった。
前にも日記に書きましたが・・・ さすがは小学生の頃の私が吸ってたぐらい甘いつつじの蜜, 大きなはちがぶんぶんぶんぶん飛びまわっていて 何度も目が合ったような気がしました。
わくわくするような昼食は神社の前の屋台で。
黒豆とさんしょの葉,桜の花の塩漬けがのった薄桃色のおにぎりと 薄く衣のついた唐辛子がぴりぴりの赤いあげはんみたいなの。 (地元の人にきいたところ,あかうおの練り物だそうです。)
素朴なんだけど何かひとつ刺激的な味がきいてる。
広島からそう遠くない場所なのに, 確かに違う食がここには存在してるんだなぁと ちょっとした旅気分を味わいました。
そう遠くないうちにまた食べたくなりそうです。
りんごあめかじりながら見下ろした駐車場のこんもりしたつつじ。 ついさっき食べたおにぎりの姿にそっくりだった。 ・・・この眺めから生まれたのかな。
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