ぼくたちは世界から忘れ去られているんだ |
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2002年04月01日(月) | 今日電車の中で考えていたこと。パートツー |
津軽を読むわたし。 なんてみっともないんだろう。 わたしは本当は週間少年ジャンプなどを焦点がやや手前になった目で読むような人間なのに。 地下鉄の中で津軽を読む私。 ジャンプを読む青年は、きっとわたしを嘲っている。 太宰治を読む私。 死んじゃった人の書いた本だ。死んじゃいたいなぁ。 死んじゃいたいなぁ。 なんてね、死ぬわけないじゃん。考えてみただけ。 ほら、痛いのやだし。 あの快速電車には乗りたくない。 線路にはまだきっとあのこがいる。 津軽を読む私。 ヘッドホンの中の音楽が急に遠い世界のもののように感じられる。 どうして? 「糞爺」と、わたしは心の中で罵倒する。 「クソジジー」ではなく、「くそじじい」と、きれいな発音で。 ははっ。なんでこんなバカなことを考えてるんだろう。 津軽はとっくに消えた。 ヘッドホンの中の音楽は、いったいわたしに何をさせるんだろう。 タンポポの茎をひらいて乾かして わたしの頭も開いて乾かしてほしい。 仲のよい友達と笑いあいながら何度も何度も学校の屋上から飛び降りる夢を見た。 わたしの頭開いて乾かしてちょうだい |
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