ぼくたちは世界から忘れ去られているんだ |
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2002年04月13日(土) | わたしを支える言葉たち |
好きな言葉。好きな詩。好きなセリフ。好きな人。 「ひとつのグミとひきかえに、雨樋の十一月末王の黄緑色の冠を描いた絵を一枚もらえる身分だぞ。 そんなやつが、不幸せなはずがあるものか!」 (アクセルハッケ作「ちいさなちいさな王様」より) 「この人はおこることもできないんだわ」 と、ちびのミイはいいました。 それから、ニンニのそばへよっていくと、こわい顔をしていったのです。 「それがあんたのわるいとこよ。たたかうってことをおぼえないうちは、 あんたにはじぶんの顔はもてません」 (トーベヤンソン作「ムーミン谷の仲間たち」より) 「これは仮定だけどそんなときはぼく さっと身をひきさっと台所まで走りさっとミルクをわかす そしてきみにわたす 『さあミルクをのんで』 『心がなごむよ』 そうするときみはおちついてうなずいて 『またあしたね』というだろう 」 (大島弓子作「バナナブレッドのプディング」より) 「じいちゃん、ぼく知ってんで こういうときは笑うんや」 (西原理恵子作「ぼくんち」より) 「ラムラム王の一生というものはただ不思議であったというだけで、 世の中に別段何の教訓も遺したとは思われません。」 (武井武雄作「ラムラム王」より) 「今までしてきた悪いことだけで僕が明日有名になっても どうってことないぜまるで気にしない 君が僕を知ってる」 (RCサクセション「君が僕を知ってる」より) 「15で世界は光り出し 19か20で終わりそう 眠れないのに用も無い 夕方六時に食べたパイ ジュースやケーキじゃ踊れない 踊れないぜ」 (ゆらゆら帝国「19か20」より) 「この目さえ光を知らなければ 見なくていいものがあったよ 体が ああ あなたを知らなければ 引きずる思い出もなかった」 (Cocco「雲路の果て」より) 「私はお前にこんなものをやろうと思う。 一つはゼリーだ。ちょっとした人の足音にさえいくつもの波紋が起り、風が吹いてくると漣をたてる。色は海の青色で――御覧そのなかをいくつも魚が泳いでいる。 もう一つは窓掛けだ。織物ではあるが秋草が茂っている叢になっている。またそこには見えないが、色づきかけた銀杏の木がその上に生えている気持。風が来ると草がさわぐ。そして、御覧。尺取虫が枝から枝を匍っている。 この二つをお前にあげる。まだ出来上がらないから待っているがいい。そしてつまらないときには、ふっと思い出して見るがいい。きっと愉快になるから」 (梶井基次郎作「城のある町にて」より) 「こんにちは こんにちは こんにちは こんにちは こんにちは こんにちは こんにちは こんにちは こんにちは こんにちは アイとセップンをおくります チャルズ 」 (サリンジャー作「エズミ」より) 昨日の背の高い男がまたやってきた。 「ありがとう」といって、またツーステップで去って行った。 |
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