どうしてその一言がたった一言がこんなにもブルーにさせるのだろう。キミの言葉。何気ない言葉。冷たい手足を引き摺りながら、まだ来ぬ明日を想った。夜が明けるまで、誰かに手を繋いでいて欲しい。あの頃と違って、少しだけ強さを手に入れられた筈だったのに。孤独はやはり拭えない。黒いブルー…限りなく黒に近いブルー…。漆黒に身を委ねて彷徨ったあの頃にはもう戻らない。でも独りは寂しいんだ。やっぱりね。