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■ 真・ウォーターボーイズ
今日、日テレのズームイン傑作選SPの中で「川越高校ウォーターボーイズ密着取材」というのがあったので、見てみました。
感動しました。鳥肌たちました。
1.ドラマは現実に忠実に作られていたこと シンクロはあくまで文化祭用であって、シンクロ部があるわけではなく、競泳から引退した3年生が中心となって作っていること
16年前シンクロを公演した理由は「女子にもてたかったから」だったこと
シンクロの練習は時に深夜に及ぶこと
ドラマの中で使われている技の殆どを実際に演じていること
青江美奈の曲を使った年があったこと
青江美奈の曲は映画版に出てきてるので、映画版の監督さんですかね。本当に丁寧に取材したんですねー。
もちろん、ストーリーはオリジナルです。川越高校の水泳部は廃部寸前だったわけではないし、教頭に反対されているわけでもない。 ただ、毎年すごい人出で(去年は5千人、一昨年は1万人だったそうな)、交通整理には警察も出張っている程ですが。
でも、練習風景を見ても、公演を見ても、ドラマが頭をよぎるのです。 「あ、このシーンあった!」という思いが。 映画もドラマも、本当に事実に忠実に作られているんだなぁと思いました。
2.実際の演技の方がプロに習ってる役者より巧いこと
競泳の経験で言えば、当然川越高校水泳部の方がプロに近いわけですがね。 シンクロ自体は、ドラマではプロの指導を受けているわけですよ。 でも川越高校には、そんな指導者いないわけですよ。 なのに、どう見ても川越高校の演技の方が巧いのです。 屈伸飛び込み(簡単そうに見えて実はかなり難易度高いんだそうな)なんか、ドラマでは斜めに入水してますが、川越高校の部員たちはほぼ垂直に入水してますからね。 ジャンプしてバック宙するのも、イルカジャンプも、タワーも、ドラマの中に出てくる演目は全部演じてます。そして一つ一つのレベルがドラマよりクォリティ高い。素晴らしいです。マスゲームなんか、ハートマークとか作ってるしね。 そう、演じる人数も多いほど難しいと思うんですが、ドラマでは32人のところ、川越高校では46人だそうです。マスゲームの★マーク、ドラマでは外側だけでしたが、川越高校の演目では☆ではなくて★でした。つまり中まで詰まってました。
何に感動したかって、やっぱり「2.」ですかね。 陸ダンスもドラマに引けを取らなかったですよ。というか、ドラマが川越高校の実際の陸ダンスを参考にしてるんじゃないでしょうか。見てて「あ、ドラマと一緒」と思いましたから。
それを、プロの指導も仰がず、あくまで部員のみの力でやってのける、ということに感動しました。すごいよ君たち。でも「公演ガンバって彼女をゲットしよう!」とかいうかけ声は思いっきり不純なのでやめましょう。そういうのは胸の中で言うように(笑)
やっぱり一度本物を見てみたいです。っていうか、彼らアレで食べて行けるんじゃないのか本気で。とか思っちゃうくらい鳥肌たちました。すごいねー。
なのに、それだけすごいシンクロを公演が出来るのに、彼らはあくまで「水泳部」にこだわっているところも格好いい。
「基本的に、競泳(の練習)を頑張らない人間はシンクロには出さないから」
格好いいです、部長。格好いいです、水泳部。 あー。5千人か。1万人か。私には無理だなぁ……(しくしくしく)
川越高校の先生方。シンクロ公演ビデオに撮って販売したりとか、しませんかー……(笑)
2004年07月24日(土)
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