なごみのお茶屋さん

  • INDEX
  • TEXT
  • TITLE
  • DIARY
  • BOOKMARK


文章のくせ。

 過去の遺跡、ひととおり修復しました。
 全然進んでないって言ってはいましたが。
 その後、集中してやったら何とか言葉が埋まりまして。
 自分で思ったよりも早く上がりました。
 現在4章残ってますが、2章づつ本日と来週に分けてupします。
 興味があったら読んでみて下さい(左のstoryからどうぞ)
 それにしても。
 自分の書き記したものもそうなんですが。
 改めて読むといろいろ粗が出てくるものですね。
 つじつまが合わなかったりすると、あわてて直すんだけど。
 upしたところには追加修正なんて効かないですから。
 今書いている所に上手く言葉をつなげていくしかない。
 行き当たりばったりな話は危険だとしみじみ思いました。
 それを考えるとプロット(話の流れ・設定など)って大事なのねぇ。
 
 この間作家さんになるためのアドバイスみたいな本があったのでちらっと見たのですが。
 やっぱり読者に分かりやすい文の方が好まれるみたいですね。
 独特の文章を書かれる人は、もともと天才肌らしいようですが。
 やっぱり、何度も練り直して、読み直して推敲するのがより良い話が作れるのでしょうね。
 そう考えると和の文ってのはどうなんだろう……正直考え込んでしまいます。
 過去の日記をさかのぼると分かるんですけどね。
 和の場合、何種類かに分けられるかと思います。
 今のように丁寧語で書いて、途中で文を切るのが日記では割と書きやすいんですけど。
 レポートは「だ、ある」が書きやすいんです。
 そして感情的になると詩的になり、文も短い。
 書く内容に煮詰まると「ですます」と「だ。ある」が混在する時もあります。
 だらだらの時は語尾が延びてます。
 ちなみに。
 小説を書く時は「だ。ある」を使い、体言で文を切るのが好きです。
 例えば

(おーい、と。
 誰かを呼ぶ声に思わず振り返る。
 彼の瞳に写ったのは、キラキラと輝く水の雫……)

 こんな感じ。 
 即席で書いたので話のスジもありませんが、その後の話は想像にまかせます。 

2006年08月31日(木)
免許更新。

 有効期限が切れそうだったので行ってきました。
 いやぁ。手続きよりも準備が大変だった。
 写り映えのいい髪型と服を決めるのに1時間以上かけてたりして。
 この日ばかりはメイクもバッチリ、フル装備。
 気合い充分で出かけてます☆
 そこまでしてって思う人達もいるでしょうけどね。
 免許証は5年も使うからねぇ。写真写りは綺麗でいたいのが本音です。
 しかもセンターは一発勝負なので神経使いまくりです。

 ってことで。
 今日は免許証写真についてちょっとアドバイスなんてしてみようかと思います。
 最近は免許センターの写真も高性能なので、年齢肌の心配はなくなってきたようですが。
 背景が空色なので、写真に写る服は濃い色の方が締まります(証明写真と同じね)
 こだわるなら襟つきのシャツなど、ベーシックなものを着た方がおすすめです。
 なぜなら。夏冬に更新の人ってのは、どうしてもその季節の服が写真に現れてしまうから(胸元の開き具合とか、タートルネックとか)
 見せてもらう人はまず、写真を見ることが多いかと思うので。
 相手がどの季節に更新したのかだいたい分かってしまうんですよね。
 春秋位の装いが違和感なくていいですよ。
 ついでに、撮る直前に目力を加えると目元がはっきり。
 口を開けない状態でひらがなの「い」を作ると、気持ち笑い顔になります。
 最後に、写真を撮る直前まで、身だしなみをチェックすると完璧でしょう。 
 素人が語る話といえばそれまでなんですが。多少は効力があるかな?
 気合いを入れれば、テレビに公開されてもいいような写真ができあがると思われます。
 おかげで今回も納得できるものに仕上がりました。
 とはいえ。
 免許センターでは人の回転が早いので、写真映りがどうしても気になる方は、カメラ付き携帯で一度練習するのがいいかもしれません。
 女性の方は髪型を変えて撮っておけばどれが顔が細く、すっきり見えるか、事前に分かります。
 
 さてさて。写真の話はそのくらいとして。
 視力、写真の後に講習を受けたわけなんですが。
 その後。
 「あれ?相方からメール?伝言メモ?」
 びっくりして聞いてみたら。
 ……オイラってば。
 銀行のカードをATMに置きっぱにしたらしい……
 そーいやぁ、行く前に寄った、っけ?
 銀行から前の前の職場に電話がきたらしく、そこから相方へ連絡が来てしまったそうな。
 オイラってば。過去の地震が起きた時間は記憶しているのに。
 目の前のカードはすっぽり忘れるって……

2006年08月30日(水)
眠れぬ夜の出来事。


 実家に帰省すると、どうも寝るのが夜遅くなってしまう。
 これはそんな時に起こった、不思議な話。
 
 和達が実家に来ると必ず座敷に布団が敷かれる。
 座敷は二間あるのだが、和達が使うのは奥の部屋だ。
 今回は和の父親が作った稲荷様があるせいか、気をきかした両親が襖を取っ払ってくれた。
 広くなった部屋。その日は布団を敷くと、和が寝る場所の斜め先に仏壇が見えるようになっていた。
 実家に来た和達はいつものように家族と食事をし、酒を交わしていた。
 そして、お開きになった後、和はその後だらだらとテレビを見、そして家族が寝静まった後、ようやく寝る準備を始める。
 のんびり風呂につかった和が床についたのは、日付もそろそろ変わろうかという時だった。
 開けっ放しの窓を閉め、扇風機の風を頼りに涼む。
 相方は既に眠りの世界へ入っていた。時折いびきも聞こえる。
 しぱらくして、和は部屋の電気を消して横になった。
 静かに目を閉じ、眠りにつこうとするが……
 眠れない。 
 ごろん、と仏壇のある方向へ寝返りを打ったその時だった。
 和はぎくりとする。
 そこからぼおっと青白い光が。
 ちか、ちか。
 一定の時間を保って点滅しているのだ。 
 「何だ?」
 最初は外の道で車がハザードでもたいているのかと思った。
 だがすぐに違うと和は気づく。
 第一ハザードならランプはオレンジ色のはず……
 「やばい。見ちゃいけないモノを見たような」
 和は仏壇から目をそらすように寝返りを打った。
 目の前では酔いつぶれた相方がすやすやと寝息を立てている。
 相方め。ぐっすり寝てやがる。
 和は意識がないことがうらやましく、少し憎らしく思えた。
 そしてため息をひとつつく。
 何だかなぁ。
 ちょっと気が抜けたところで和は落ち着きを取り戻した事に気が付く。
 今更ながら、と思い出す。
 自分が早とちりしやすいタチだということを。
 「そっか。落ち着いて見れば何でもなかったりするんだよね」
 ばかだなぁ、と思いつつもう一度仏壇を見た和。
 だが、すぐに踵を返した。
 「やっぱり光っているっ」
 マジかよ、と和はぼやく。
 その時、訳のわからない音楽が鳴り響いた。
 思わず体がびくりと揺れる。
 「なんだ。時計か」
 どうしてだか、実家の時計は夜中になっても時報の音楽が家中に響くのだ。
 こういう時にこの音は毒だって、と思う。
 最後に時計の鐘が1つ鳴り、子の刻を知らせた。
 あと1時間もすれば「丑三つ時」。
 それまでに寝付くことができるだろうか?
 悶々とした気持ちを抱え、無理矢理目を閉じる和。
 だが気になる。
 気になって眠れないし、変にこそばゆい。
 もう一度だけ振り返ってみようかと、心の中でもう一人の自分がささやく。
 もともとそういうのが見えるタチではないのだ。
 もう一回……もう一回振りいたら青白い光なんて、ないかもしれない。
 気のせい……そう、気のせいに違いない。
 うん。そうだそうだ、と。
 和は必死に自分で言い聞かせ、おそるおそる……振り返る。
 そおっと仏壇をのぞきこむ。
 光が見えないことを祈りつつ。
 だが、というかやっぱり気のせいではなかったのだ。
 声が詰まって叫ぶにも叫びようがない。
 背筋が凍る思い。
 和は思わずタオルケットを頭から被る。 
 何で?何で?
 今日墓参りに行ったから?
 お盆に帰省しなくて怒っているのか?
 わーん、ごめんなさいって先祖さまぁ。
 

 ***

 「ああ。そういえば知らなかったっけ?話しておけばよかったね」
 18時間後。
 日も傾きかけ、和達が帰る準備をしている中。
 仏壇の前で和の母はけらけらと笑っていた。
 隣では相方が全然気がつかなかった、と言って差し出されたマドレーヌをほおばっている。
 真相を知った和は嘆息した。
 「まったく、見えないモノが見えちゃったって思ったわよ。朝仏壇見るまで気が気じゃなかったんだから」
 和が見た青白い光の正体、それは仏壇のコンセントに差し込まれたネズミよけの機械だった。
 「電源ランプが点滅するのよねぇ。言ってくれれば外したのに」
 いや、寝ているところを起こすのも気が引けるって、と和は心の中でつぶやく。
 そう、所詮はこんなもの。
 でも変なモノじゃなくてよかったと、和は心から安心するのだった……

2006年08月20日(日)
遺伝だね。

 土日を利用して久々に相方と和の実家へ行ってきました。
 実家の方は相変わらずって感じかと思いきや。
 親父さまの作業場にコンクリ詰めてあるわ(まぁ、ハナちゃんが涼しそう)
 東屋にレンガが中途半端に敷き詰められているわ(中途半端ってのが親父様らしいが)
 物置小屋が更地になっているし(てか、土をならしているのお母さんだし)
 こりゃあ見事なビフォーアフターだこと。
 きわめつけに、家の中に稲荷さまを見たときはさすがにびっくりしました(普通は外に飾っておくものです)
 なんでも叔母さんに頼まれて親父さまが作ったとのことだけど。
 でも前の3つはどう見ても趣味だよなぁ。
 というより。ここまで読んだ人には親父様の職業何ぞや?と突っ込まれてもおかしくないかと思います。
 まぁ、職人ですから。 
 でもそんな実家で早速プレゼント用に作ったエコクラフトバッグにニス掛けしてる和も似たようなものでしょうなぁ。
 最近はどうも自分で色々作ったりしてるんで。
 こんな和はどう見ても親父さま似だったりするわけだなと。
 しみじみ思った日でした。
 さあって。お墓参りにでも行きましょうか。 

2006年08月19日(土)
待ちぼうけ。

 最近、相方の帰りが遅いんです。
 もちろん。某公社の都合です。
 その後、上から辞令がようやく降りまして。
 今月から前より2つ先の駅にあるトコへと転勤になりました。
 まぁ、上がっちゃったばっかりに、組合から抜けなきゃならなくて。
 ついでに朝の出勤時間も早くて。
 朝7時前にもかかわらず、和だけが部屋に取り残されてます。
 なんか。一人暮らしの時と変わんないような。
 いや、あの時はまだ仕事をしていたから違うな。
 とにもかくも。時間ばかりが余り始めた今日このごろです。

 まぁ、こういう時こそHP更新とかしとけって感じなんですが……
 うん。思ったより進んでないから(開き直り)
 修正して、書いてはいるけど。
 最近物語の後ろの方から書いているから。なかなか進まねー。
 もの書きの皆さんって、小説書くときはやっぱり最初から書くのかしら?
 和の場合はとゆーと。
 パソコン使うようになってからは、7:3の割合で途中か、後ろから書いてる方が多いです。
 ちなみに。今書いているのはだいたいの構想を頭で練ったあと、14編に分割してイメージがつきやすい所から書いてました。
 (とここで相方からメール。これから帰宅なそうな。ただ今の時間午後9時25分。嗚呼腹へった……)
 今はその文と格闘しているうちに、書き直したくなる場所が増えて増えて。
 ひとまず秋桜が咲く前には終わらせたいトコです。
 ついでにいうと。
 この間話した「ポートピア連続殺人事件」の感想を書いていたら、話をちょぉっと書いてみたくなってるし。
 でもこれはゲームなわけで。ノベルも見たことないし。
 でもエニックス作ってるし。
 やっぱ著作権がらみになるから、同人誌になるのかなぁ?
 疑問がいっぱい。
 (でもそれよりもお腹が鳴りそうで……)

 ひとまず相方。早く帰ってこい。

2006年08月14日(月)
8ビットの世界。

<日記を読む前に>
 コンピュータは入力された文字や数字を直接読み取っているわけではありません。文字も数字も0と1で組み合わされた数字(2進数と言います)の組み合わせに一度変換されるのです。
 そして題名にある「ビット」とは世の中でいう数字の桁だと思って下さい。例えば桁が1つなら0と1(文字や数字を)2通り、桁が2つなら00,01,10,11 4通りを表現することが可能なのです。ビット数が多いほど沢山の文字や数字、色彩などを表現することが可能となります。
 絵文字を出したり、3D画像がとても綺麗に見えるのはビット数が密接に関わっているのです。
では、本文へどうぞ。

*****

 その昔、和がまだ小学生だった頃。
 兄が友達からあるゲームを借りてきた。
 そのゲームを兄よりも夢中になってやっていたものの。
 結局クリアできずに終わってしまったあの時。
 あの物語の続きを20年近くたった今、見ることになるとは。
 「事件は神戸の豪邸で起こった。
 被害者は消費者金融の社長。
 首をナイフでひと突きにされていた。
 部屋は密室で、鍵は内側からかけられていた。
 主人公は刑事となって部下のヤスと犯人を捜していく」

 ってなわけで。
 今日は知る人は知っている「ポートピア連続殺人事件」の話です。
 つい昨日のこと。
 このゲームが携帯でできる事を初めて知りまして。
 即ダウンロード→ゲーム漬け。
 画像はさすが。時代の流れですね(ここからわかる人はわかるゲームトーク)
 8ビットのガタガタさは昔の話。画が綺麗。
 おこいさんの胸ボンに目が釘付けです。
 で、昔を思い出しながらゲームを進め。
 正味3時間でゲームをクリアしたんですが。
 相変わらず地下迷路で迷うわ。
 おこいさんの存在すっかり忘れるわ。
 でもって。
 うーん。最後はやっぱりアレなのね。
 昔、兄から犯人を聞かされてはいましたが。
 正直あっけなさ過ぎとゆーか、何というか。
 消去法でいけば簡単なミステリーなんだけど、犯人が唐突すぎです。
 当時和が最後の一歩手前(2回目の地下迷路)まで行ってただけに。
 「あれっ?これで終わりなの?」
 ちょっとがくん、としちゃいました。
 ミステリ好きな和としては、犯人自身が自分の過去をちらつかせる発言とかしてもらいたかったし。
 密室の謎をきちんと解いた上で「犯人はお前だっ」みたいな感じにして欲しかったなぁ。
 でも、当時のファミコンじゃあ容量越えちゃってエニックスさんも大変だったのかもしれませんね。
 
 で、クリアしたあとの話。
 ポートピアがもともとパソコンゲームから始まったってことを知りまして。
 ちょっと検索かけたら当時の画像が出てました。
 正直きっついです。
 いや、ファミコンはいいのよ。
 当時のことだから。ビットの都合上、ひらがなしか出ないのはしょうがない、色も限られているし。
 でもパソコンのって………家が。太陽が。
 すんません。幼稚園児のお絵かきにしかみえない。
 ヤスが笑っているのが悲しすぎます。

 初めて和がTVゲームをしたのは、7歳か8歳位だったと思います。
 しかもファミコンより前です。任天堂ではありません。
 ゲーム本体もソフトの名前も忘れましたが、木こりがイノシシをよけて木を切るってゲームでした。
 その時は白黒のみで人間の形は線のみの表現。
 おそらく4ビット位なものでしょう。
 でも今はすごいのね。
 相方の従妹の娘さんは4歳児にて任天堂DSを使いこなし。
 和にスーパーマリオのミニゲームを一生懸命教えてくれました。
 しかもゲーム上手いし。
 ……時代の流れは恐ろしいのね。

2006年08月08日(火)
過去  目次  未来

▲Top
[Twitter]
  • Template PEEWEE