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2002年07月27日(土) ■ |
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さよならだけが人生ならば、 |
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ごきげんよう、このあいだに「さよならの城」行ったり、メロウさんとプラハ行ったりあたしってば受験生なの?って感じです。
いや、勉強はしてます、しかしだいぶ頭が胃もたれ気味(でろー) 受験勉強ってテーブルマナーの学び方に似てる気がするんですよ。いかにエレガントに美しく食物を食べるか、問題を解くか。で制限時間内にどれだけ食べきることができるかを試すのが受験なんじゃないかなあと。 疲れてます、しかも明日模試で鬱です、やすみたいよママン!(夏は受験の天王山よ!)(謎)
しかし、こんな苦労して蓄えた知識大人になって使わないのって大損だよな(小声)
というわけで「さよならの城」に行きました(唐突) 寺山修司のミュージカルと銘打って久世さんや万有引力の面々で未体験不思議ワールド繰り広げてました。
語りはいるんで、わからない興味ない方は流してください(汗)
寺山さんの詩集がモチーフになってて、ずっと叙情的風景の連続、まさに詩を具現化した感じの話しでした。テーマは恋とさよなら?いやよくわからなかったんですけど(だめじゃん) でも本当に詩を読んでるって感じで、あの寺山さん読んでるときのワクワク感は十分でした。エンターテイメントっていうか見せ物小屋を観るような気分でみました(色々いましたし) 万有引力ですから、グロイわけわかんないエロスとか色々黒いイメージたっぷりですが(実際黒いけど) 「あなたはファーストキスをどこでだれといつどんな風にしましたか」とか 甘酸っぱいネタばっかりなんですよこれがまた(笑)で、こんな頬赤らめちゃうネタをあのシーザーさんの呪術ロックでガンガンやってくわけでそのミスマッチさがまたたまらないのです。 でまたメーンが久世さん舘形さんNIROさんとそれぞれあくの強い個性的な人々で、いちいちメガトンパンチなんですよ(笑)久世さんは鞭持って叫びまくるし、舘形さん肉体美さらけだしまくりだし、NIROさんなんか首輪までつけられてるし(こええ!)でも彼らのような確実な実力を持った方々だからこそ作りえた贅沢なミュージカルだなあと思いました。 場面ひとつひとつがホントこってりでかたってったらキリないのですが、一番印象に残ったのが最後久世さんがぽついぽつりとモノローグの場面があったのですが、それが何とも言えず切なくて、泣きました。 人間の寂しさ、故郷への想い、まだ見ぬ恋への憧れ、そしてさよならを繰り返す人生への愛着(自分で言っててよくわからない)なんかそういう寺山さん自身の想いのたけを綴った言葉で、何とも言えませんでした。
後、どうでもいいことですがやっぱ女子の戦闘服ってセーラーだよね(えええ!)なんか包帯でぐるぐる巻きにされちゃったりなんかしたらもはやテロですよね(変態め!) 舘形さんの色気というか筋肉の美しさは本当にステキだと思いました。あばら骨とか腕とか長い足とか(どうなの) やっぱりJ・Aシーザーの音楽は最高です☆誰が何といおうと大好きだ!(ってか知ってる人少ないってば) それから久世さんはどこまで行っても久世さんのままでした、全然歌声とか変わってないんですよ、でやっぱりこの芝居は久世さんがいないとやれなかったんじゃないかなあって。 男と女という性別とかを一歩超えたところにいる、いたことがある経験があるからこその危うさ、アンバランスさっていうのを見事に活かしてるなと思ったんですよ。で万有引力の空間がそういうギリギリの縁を楽しむところだから、ノリでやっちゃったのかなあと(笑) きっと宝塚が好きな人は楽しめるんじゃないかなあとも思いました(どうかしら) すいません、長々と語りすぎです、ってわけでうろ覚え歌詞を残して消えます(言い逃げ)
あなたは幸せですか
友だちを思い出しますか
つぐみが空を飛んでいる
あなたの故郷はどこですか
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