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純情ナナハチアワーR
森男
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2002年08月24日(土)
人間は溶けたり消えたりできないから

ごきげんよう。この夏、忘れられない思い出がまたひとつできました。
沢樹さんを見送ることができたということです。芝居が始まったときから泣きそうだったんですけど、もう挨拶の時にはボロ泣きしてしまいました。
ひとつひとつのセリフをありったけの想いを込めて言う沢樹さんの姿はとても美しかったです、やはり本人も好きと言うだけあって彼女の着物姿は本当に綺麗でした、やっぱりキラキラしてました、やめると決めた人だけが持つ一種独特の強さと切なさと輝き。
出待ちまでしっかりしてしまいました、最後までかわいかった…
くるみさん、お疲れ様でした。あなたの姿はいつまでも宝物です、幸せになってください。
喜の字ねえさんの場面でいっちゃん好きなのは、かんざしの一連ですかねやはり。次郎吉の袖掴むところが本当にいじらしくて、こりゃ抱きしめたくもなるわよね次郎吉(笑)月明かりの元でかわされるほのかな恋模様、ステキだなぁ…。後「未練じゃないか」って言って歌う歌も大変好きです、ちゃんと背景が浮かんでくるから。

気づいたらこの「月の燈影」という作品が大好きになってました、次郎吉の騒がしさとか、喜の字姐さんのキップのよさとか、幸っちゃんの格好良さとかにもう会えないかと思うとたまらなく切ない。終わってくれるなとも思ったんですけど、まあそんなわけにはいかないんでね。
でも初日と楽を観させていただくことができたんですけど、人が一週間で成長するさまがはっきり見えました。とくにユミコ氏。楽の日、最後淀辰を刺した後かそこらで、ホント何かが吹っ切れたような空気が出てきて。自分の悩みとかもろもろ全部断ち切れたのかなという風にあたしには見えたのですが。だってその後とかすっげえいい顔してたんですよ、眠れる獅子が目覚めたようです。他の人も、これから楽しみな人たちばっかりで。頑張って欲しいす、ぬりかべさんとか(笑)

で、最後にダイナシ話をすると、Mさんと帰りにベローチェ寄ったんですけど、なんとカウンターに「くるみカップ」「くるみぱん」なるものがあるじゃないですか、ええ、もちろん即買い(うわあ)(別にお腹空いてなかったんですが)しかし食べる時になって困ったことが。「くるみカップ」の方がね…丸かったんですよ、ぶっちゃけあのマークの輪郭とクリソツ(爆)あたしがうっかり「これ、あの顔と似てるよね」なんて言っちゃったもんだから、いざ分けようと思ったときに分けられない。Mさん曰く「割ろうと思ったら心が痛くなった」て。バカですねうちら(笑)