初日 最新 目次 MAIL(無記名でどうぞ。一言でもいただけると嬉しい。) HOME


純情ナナハチアワーR
森男
MAIL
HOME

My追加

2002年10月26日(土)
カモメは飛ぶ、飛ぶ。

ええと、本拠地に行って来ました。1、2月にむけての覚悟を決めるという意味も込めつつの出陣のつもりでしたが、まあ行ってしまえばそんな小難しいことは考えないもので(難しくはないぞ)

花組の宝塚ミュージカルエリザベートでしたいろんな意味も込めて(笑)で主役はエリザベートだなあと素直に思いました。もちろん春野さんが花のトップであるのですが、どりさんシシィの「わいの生き様よおっくみとけや!」というかなんというかそういう存在感が観た後残ったので。

春野トートは思春期トートらしいです(byママ)私は春野さんの姿を見てこないだ習った与謝野晶子を思い出しました、何となく。だって千のちすじの髪で思い乱れ思い乱れてたし(汗)驕慢なほどに誇らしく、自分を歌いあげる姿がステキでした。ああいう風にトートが人間的な感情を出してく作り方あたしは好きです、やっぱり「死が人を愛する、じゃあ人は死を愛するのか」というのがメインポイントならトートの感情が見えてこないとぺったりしちゃうんじゃと思うんです。
人によって死のとらえ方は全然違うからどれがいいんだて言う気はないんですけど、あの春野トートには共感できましたってことです。
シシィに拒否られれば梅干し顎でむくれるし、求めてくれればそりゃもう惜しみない愛(死)を向けてくれるし(あの悦に入る表情がツボ)むしろ可愛いぐらいの勢いですよ(かかかわいいって!)(命知らず)
あのベルベットヴォイスのせいなのか、まろやかっていうかウエットていうか。無機質な死というよりかは人が漠然と持つ死の恐怖、それこそ紫色のもや(謎)みたいな死だったかなあと。人の心の隙間に知らぬ間に忍び込んで気づいたときにはもうとらまえられてるみたいな。
つか手に入れたおもちゃの弄びっぷりにびっくりです(汗)客に自慢するみたいに「いただきます」って顔しながらルドルフいただくところなんて!(笑)(大好き☆)


ルキですが、なんかケツあごがオプション追加されてたようにあたしは見えたんですけど、アレはケツあごなんですよね?あごひげじゃないのよね?(聞くなよ)ええと、オレ様のハッタリかなり利かせまくったイケメンオヤジ?意外とイタリア人テロリストの枠にはまろうとしすぎかなーって感じがいくつか。
いやファン的には1人で悦入ってほくそ笑んだりする彼が大好きなのですが、ルキーニとしてて観てったときに果たしてこれでいいの?てはからずも思っちゃったんですよ。ケツあごでもなんでもいいから瀬奈ルキーニ、枠をぶっ壊したのやってくれると信じてます。
でも最後の狂気に突っ走ってく所とかはホント好きです。もう一発やってやるんだ、俺はやるんだみたいな。
後狂言回しの時にたびたび見せる淡泊な顔とか(なんか意外なほど冷淡)マデレーネ見る時のエロオヤジ目線もなんとも言えませんでしたが(笑)
もしかしたら突っ込んじゃいけないのかもしれないですけど、「偉大なる愛だぁ!」の「あい」の発音が師直でした(どかん)…気になったんだよ!


というわけで死とヒゲの感想でした。