15's eyes
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2002年12月10日(火) せんせいへのそぼくな疑問

明日っから保護者と個人懇談…
あー。これから1週間はきつい。
土日をはさんでさらに3日あるのってキツイ。
土日休んだ気にならないじゃなーい。

でも、
これを乗り切ったら、冬休みまでもうすぐなんだよな。

よくね、先生だって言うとね。
「え?じゃぁ夏休みとか長いの?」
って聞かれるんだけど。

子どもはこないから、
授業はお休みになるけど、
基本的にはお仕事なのだよ。
とほほ。

部活とかナイ場合、
休みの学校は、
店に客がこない状態でそれはそれは静かな学校だよ。
毎日こんなだと、うっとりとした時が流れそうだよ。うん。

たぶんねー
今、大人が学校に1週間留学したら、
騒々しい音が耳に残って、
帰ったら音を聞きたくなくなるかも。
慣れるまでは夜にテレビ見る時間減ると思うよ(笑)

話はもどって、
長期休みの場合は学校によって過ごし方は違うかも。
仕事するには変わりないのだけど、
自宅で仕事っていう職場もあるみたいだし、
とりあえず出勤しましょうっていう職場もあるみたいだし、
それぞれかな。

私のところは、
ラッキーなことにフレックスっぽい感じ。
宿題みたいなものは、いろいろできるのだけど。
要録の記入とか。
研究集録の原稿書きとか。
授業の下ごしらえの貯金とか。
脱線用の話題の小ネタを集めるとか(←これ重要!)
いろいろいろいろ。

「心の中のいろいろ」もそぎ落とす大事な期間かな。

いのちのせんたくというか。
リフレッシュというか。

あまいんだけど、
私、この夏休みと冬休みがなかったら、
きっと学校の先生はつとまっていないな…。
はー
あまい社会人。

私の父は、ゼンゼン畑違いの仕事してる人で、
学校の先生じゃないんだけど、
亡くなった母は高校教師だった。

ちいさいころは、
夏休みなのに、
夜なのに、
どうしておかあさんは学校にいるのかなー?
って不思議で仕方がなかった。


実習に行って初めて解けた謎。
あらー
授業終わったら帰れるんじゃないのねー(泣)


でも、私のクラスの子ども達も言う。
「センセ、昨日夜に学校の前通ったら、
電気ついてたよ。消し忘れてたの?」


「はたらきものなのだよ。せんせいは。」
と言うと、
「えー。学校って夜やってないじゃん。
何やってんの?ごはん食べないの?」
と彼らは言う。
「みんなが家で宿題やってるみたいに、
せんせいも次の日のために宿題をやってるのだよ。」
と言うと、
「ふーん。そうだよねーそういえば先生も仕事してるんだよねー。」
ってその時に先生と仕事が結びつくみたい。

なるほど。

子どもの中では、教師って、仕事と結びつくようで、
結びつかないものなんだね。


自分と一緒に授業中に勉強してる先生は、
仕事中なのだと思っていないらしい。

…ってことは、


なぜだかいつも一緒にいるおとなか?(笑)



そうそう、
先生も働いてるのだよ。

働く大人を君たちはリアルに観てるのだよ。
それに気がつこう。


でも決して、


どこかに必ずいるような、
なまけものの先生を見て
これが大人の仕事かと思ってはだめよ。



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