lucky seventh
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2004年05月18日(火) ASH






なまえを寄越せ。

それが契約で誓約で、
だからわたしは自分の名を渡した。

禁じられたのはその名を語ること、
それは強制ではない、。

しかしその名をなのれば魔法は解ける。












ASH -your dreamer?










僕らは 夢を見過ぎた

さめない夢は もはや夢ですらない

目をつむることはできても

もう 目をひらくには遅過ぎた




夢が現実となるのだ












「入れ」


感情の伺えない声で、私は呼び起こされた。

くらい、くらい空間の中で私は1人、そこに立つ。

目の前には私と同じ顔をした少女が1人、向き合うようにそこにいた。


「久し振りだね」


少女は私が表情を動かさない代わりに、笑う。

笑っているはずなのに、声には感情は何も宿らない。

それは出来の悪い人形のようで、魂を込め忘れた形代のようだった。


ナナナ

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