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人物紹介

「翼」−私。苦手なモノ → 恋愛

「T君」−友達のダンナの親友。
1歳年上。
私の事が好き?みたいです。

「H君」−出向先の人。元カレ。
6歳年下。
すごく好きだったけど、フラれた。

「 I さん」−同じ会社の元上司。
3歳年下。
好きだった人

「Nさん」−元元彼。
6歳年上。交際2年9ヶ月。
憎まれてます

「Aさん」−10歳年上。
既婚者子持ち。
昔々の好きな人。

「あの人」−元元々彼。2歳年上。
1ヶ月でバッサリふられました。
私の通っていた大学の職員。


あなたには届かない

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2003年04月01日(火)
約束の日

4月1日。
それは、「あの人」との、“約束の日”

「キミが卒業してから、学生じゃなくなる4月1日になってから、
それから考えよう。」

その4月1日が来た。

AM0:00
携帯がなる。
予想はしてた。
それは…、
「あの人」からの電話。

私は、少しためらったけど、電話に出た。

久しぶりに聞く、「あの人」の声。
とても、とても久しぶりなのに、
なぜか、ずっと、ずっと聞き続けてきたような気がした。
時間が、巻き戻っていく…。

もう、絶対、「あの人」に“好き”なんていう感情を抱かないつもりでいた。
もうどうでもいいって、あんなに思っていたのに…。
ただ、ちゃんと4月1日に電話をかけてきてくれたというだけで、
私の胸の中にあった、硬い、硬い凍りついた感情が、溶け出していた…。

「あの人」は言った。

「俺は、今日が始まりだと思っているよ。今日で本当にゼロになったんだって。
今すぐ付き合おうとか、そうは思わないけど、とにかく会おうよ。
お互いの事をもっと知り合おう。」

私は、「後輩」との事を話した。
今、付き合っている人がいると…。

そしたら、「あの人」は笑って言った。

「たぶん、そうだろうなって思ってたよ。」

よまれてたんだ?

あの人「それで、じゃあもう俺には会う気ない?」

私  「だってここで会ったら、私って超最低じゃないですか?」

あの人「始めから“いい子”だとは思ってなかったよ。(笑)」

私  「はぁ、そうですか。(怒)」

あの人「いいじゃん、天秤にかければ?俺と、その彼と。」

私  「正気ですか?(笑)」

あの人「好きな人を手に入れるためなら、そのくらい覚悟してるよ。」

私  「私は、怖いです…。」

あの人「ばれなきゃいいんじゃない。」

私  「そういうもんなんですか?」

あの人「そういうもんでしょ?」

なんていう、結末…。
いや、結末じゃないか、これが本当の“始まり”
私と、「あの人」と、そして「後輩」の…。

ダレカとダレカを天秤にかけるなんて、本当に最低だと思うし、
自分がされたら、すごく嫌だ。
でも自分は、それをしようとしてる…。

いいの?本当にいいの?
もしかしたら「後輩」を、裏切る結果に、
なるかもしれないのに…。





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それが、恋愛感情からなのかどうかは、
解らないけど…。


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