*蒼天おぼえがき*


2008年08月02日(土) 8月に入りました。
8月に入りました。
今月は、月末〆切の仕事と、月末に2泊3日の出張と、忙しいひと月。無事に8月を終えることができるのか?やや不安。

そんな仕事の不安を抱えつつ、数年ぶりに大学友と会ってお茶&買い物。会ってない間のブランクを感じないところが、いつも不思議。


■読んだもの
身代わり伯爵の冒険』(清家未森/角川ビーンズ文庫)
双子の兄の大迷惑な行動から、パン屋で働く妹は強制連行で伯爵の身代りに。これで身代わりがうまくいったらご都合主義では?と思っていたら、ちゃんとそのあたりはしっかり(ヒロインの知らぬ)フォローあり!兄が予想に反してできる奴(!)で、ちょっと意外でした(笑)。


身代わり伯爵の結婚』(清家未森/角川ビーンズ文庫)
パン屋で働く妹は、またしても強制連行で伯爵の身代りに。
兄ちゃん、さらりとシスコン全開(笑)。”ミレーユを自分のお友だちとして第二妃”を画策する第一妃に平和を感じました。


バッカーノ!1933(上)』(成田良悟/電撃文庫)
アイザックとミリアの2人によって、またしても事態がこんがらがる方向へ。フィーロは結構貧乏くじ引きな体質なのか?(苦笑)。


バッカーノ!1933(下)』(成田良悟/電撃文庫)
いろいろ人間関係絡み合い、落ち着くところに落ち着いたというか。
なかがき、チックとマリアの物語・・・なるほど、それが一番しっくりする副題ダネ!(アイザックとミリアに影響され、妙にテンションが高くなる読了後…)



『生きていてもいいかしら日記』(北大路公子/毎日出版社)
公子さん、感性が素的な人!(笑)。
飾らない(?)文体に、思わず長年知っていた人のような錯覚を覚えます。
とくに記憶に残った章など。

「オバチャンを泣かせるな」
試合前に芸能人が延々歌うわ、ゲーム中は間の悪いDJが無神経な大声で会場を仕切るわ

やっぱりみんな思ってる(?)んだー。

「勇気の正しい使い方」
人の数だけまた勇気もあるのだ。

ぼたんえびに勇気を発動。確かに人の数だけ勇気あり(笑)。

「迫り来る猫の恐怖」
その目は無垢だがうつろ、奥に広がる闇に取り込まれそう

まさかあの国民的スターキャラクター(?)に腹黒さを感じている人がいたとは!(笑)。



『阪急電車』(有川浩/幻冬社)
8駅という短い路線上で連鎖するやりとり。ほのぼのだったり、切なかったり、ぐいぐい引き込まれて気づいたら一気読み。往路が雑誌連載、復路が単行本書き下ろし、という演出も心にくい!(って、雑誌連載はチェックしていなかった口だけど/苦笑)。





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ひなた [MAIL] [HOMEPAGE]