『ペリクリーズ』シェイクスピア作(戯曲)。
ということを、会場へ行くまで知らずに中野へ向かった人=自分(爆)。
ということで・・・、もちろん原作『ペリクリーズ』の筋も知らず。いやー、昔の戯曲って、かなり表現が生々しいというかなんというか(苦笑)。それでいて、韓流ドラマ並みの怒涛の展開→ハッピーエンド。キャラメルらしいなるほど用語解説などが加わり、現代風になっていたけど、しかし、やはり元はシェイクスピア。とにかく言い回しが独特、台詞が長い。ちらほらと噛み気味な舞台で。同じシェイクスピアというところで見ると、細見さんが客演した「夏の世の夢」@新国立劇場が、やっぱり完成度高かったんだなーと、今更ながら思います(来年の「夏の世の夢」再演、ぜひともに見に行きたい〜!)
■読んだもの
『ビジネスマンのための「発見力」養成講座
(小宮一慶/ディスカヴァー・トゥエンティワン)
「見えているようで、何も見えていない」「関心と仮説でものが見える」
日々生きていく上で、ぼーっとしてちゃ何も見えてこない、と。普段意識していないことに、どう意識を向けるか、ちょっと気持ちが引き締められました。
・・・新幹線の改札から出てくる切符(特急券と乗車券)、気付かなかった!(というか意識してなかった/汗)。やはり見てるところが違うのだな・・・。
『彩雲国物語 黎明に琥珀はきらめく
秀麗が御史台で大夫・皇毅に認められる仕事をしたい!と日々成長する中、藍と紅を遠ざける・・・は水面下で着々と計画は進行中。ちょっと切ない。でも、だからこそ?ただのライトノベルすに終わらない魅力あり。
私的ツボは歌う楸瑛「初めての出会いは絶賛迷子中の君〜」と、百合さんの「
黎深・・・君ってヤツは・・・どこまでもお馬鹿なんだな・・・」発言。紅家の将来は大丈夫か?!(笑)

『平台がおまちかね』(大崎梢/東京創元社)
出版社営業の新人&他社営業マンからいじられまくる井辻くんの日常。
書店を中心に展開する成風堂シリーズとはまた違った、版元視点で展開する短編集。ただ、本好きさんなら、どちらもツボ!(←自分がそうだった/笑)。「絵本の神さま」では思わず泣きました。「ときめきのポップスター」では名前こそ特定されないものの、成風堂シリーズの多絵ちゃんが登場。シリーズ化を希望♪