流れる水の中に...雨音

 

 

アメリカへ。 - 2004年06月04日(金)


彼が今朝 アメリカにむけて出発した。

昨秋のパリの学会と同様、オーラルでの発表の為。
車で空港へと送ると 同僚たちは既に着いていたようで
彼の到着をまっていたところだった。

空港内のカフェで軽く朝食をとったあと
彼等は搭乗口へ向かった。
私は彼が 
搭乗口の向こうに消えて行くまで見送っていた。


私は飛行機が嫌いだ。
できるものなら乗らずにいきたいのだけど そうもいかない。
海外にでねばならない機会が 嫌でもあるからだ。

そんな訳で 彼が飛行機をおりるまで
何だか落ち着かなくて 気持が悪い。
早く「何処でもドア」が開発されればよいのにと
真剣に待ち望んでる。


飛行機は予定通り飛び立ったようだ。
まさか 展望台で飛行機が飛び立つまで
眺めているような趣味は無い。
だけど なにだか少し淋しい気分だ。


留学に際して たとえ帰ってこようとも
やはり数年間身近なものが傍からいなくなると言うのは
とても淋しいもので
きっと私や彼の両親たちは そういう淋しさや
心細さを感じるのだろうなと ふと気づく。
私の両親は高齢だし なおさらだろうな。


などと考えながら
私は空港からの帰り道 車にのせた英会話のCDを聞きながら
来るべき時に 備えている。






...




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